2号艇製作開始

カヤックの自作もできるようになったようで、今回2台目を作ることにしました。
1号艇では、かなり苦戦しましたが、2号艇は手順を把握したので、何も見ないでも工程がわかるようになりました。
1号艇で利用した、作成用の幅止めや専用定規などがそのまま使えるので、一から道具を作らなくて済むので、気が楽です。
材料調達の為に1号艇では何件ものホームセンターへいき、値段や、利用できる材料があるのかを、調べました。
今回はめんどくさい工程のカットはホームセンターへ頼んでしまい、そこから、かんながけなどで調節してしまえばOKとおもい、材料を買い出しに行きました。
シアー4mの材木は車内に入らないので、天井のキャリアにしばりつけ、走るごといブルブルとすごく揺れていたので、ビビりながらゆっくり走ってました。
材料を新たに買って、
工具も消費分を買い足し
アラカンの歯だけ買い直したぐらいです。
薄型艇へトライ
(本当は1号艇の途中で1回失敗してるので、3号艇なのかもしれない)
一応設計してみましたが、ある程度出来上がったところで乗り込んでみて、動かしやすいように調節しながら作るつもりです。
試作しながらそれを仕上げる。
完成品を何台も作るわけではないので、図面はあくまで、図面でしかない単なる、予定の紙切れです。
ミニチュアを1号艇の時に作りましたが、実際の材料との現実の差はバルサではわからないことが多かったからです。

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コーミングサイズの研究

体のサイズによってコックピットの大きさは重要です。なぜなら、入れなくては操船できないし、きつければ、もしもの時に危険を伴ってしまいます。
ボートの幅のサイズなどの規格もあるので、どうやったら、うまいこと使いやすいコックピットサイズにできるのかを、人体工学というとかっこよさげですが、体のサイズを計って考えてみようと思ったのです。
車など一昔前は、サイズをきめるのに、平均的なサイズをもとにして作っていたおかげで、平均より大きい人たちは、とてもじゃないが快適なドライブができないサイズで作られていました。これを理由にサイズを下げれば製造コストの軽減にもつながったからで、窮屈でもドライバー側が文句を言える時代ではありませんでした。しかし、これは、自作のカヤック。車の製造都合で押し売りするような物とは関係がありません。
だから、カヤックビルダーはオーダーメイドの自分の理想に近づく舟を求めることができるアドバンテージがあるのです。
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考えてみた
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シーカヤックとリバーカヤックの違いに、上体の自由度を確保する必要があります。
ぼくは昔乗っていた時は、何も気にすることなく艇に乗り込んでいましたが、自作するとなると、この辺も重要なファクターであることに気が付きました。
これの大きさ+シートの高さは、操作性を大きく左右するということです。
上体がボートより出ていればそれだけ、操作性が高まりますが、逆T字型になるボートと人間の位置関係(のこの物理的問題)は自己のバランスのセンスを問われる度合いが高くなってきます。
船体を薄くすれば軽量化にもつながりますが、ボートへの左右のストリーム(流れ)の影響も大きくなります。重ければ直進性への安定感はでますが、反面ターンの軽快さに問題が出てきます。
このバランスも求められてくるわけであるので、操作性を高めるためにこのコーミングとコックピットは重要な要素となってきます。
製造カヤック第1号は、この辺が気に入りませんでした。
これを今後に生かすために研究。
リバー競技艇を合板で造る構想はつづくのです。
この図を描いてみました。

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ウォーターライン

ウォーターラインをどの位置に持っていくべきなのか?
ウォーターラインとはボートが水面のどの位置で浮いているかということです。(横からみればすぐわかる)
ウォータラインが低すぎると、ヴァーギュvagueの影響を受けやすくなってしまい、艇が振られやすくなってしまう。
トニーエスタンゲの艇を見るとほぼ0ラインまで沈んでいる。
デッキ部分の表面だけ出ているようにも見えるが、映像はヴィヴドオvive de l’eauなので、実際のカルムドオcarme del’eau状態のを見たことがないので何とも言えないが、昔、コックピットの位置の指定について、メーカーに指示を出していた映像をチラみしたことがある。この時は何を言っているのかわからなかった。

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ウレタンホワイト

刷毛で塗ってみたが、残念感あり…
デッキは相当にやすりをかけたので、つるつるですぐに乗ったが、段々ペンキが固まってきたので、シンナーで薄めたら、乗せたペンキが落ちちゃった。
はぅうっ。
130gでデッキは1次塗りは終り。
デッキは刷毛コテつかったら、塗ってる途中でコテと塗る面がはがれてとれちゃった。
ペナペナなスポンジみたいなのでしょうがないので塗りきったが、やっぱり、エアー使わないとだめなのかな。
とりあえず表と裏塗った。
後は考える。

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