アメリカで買ってきたギター フェンダーだが、初っぱなから、音の詰まりの調整をする羽目に。
いくつか、びびり音があったので調整していたが、高音部の18フレット付近が音が詰まるようになってしまったので、練習用ギターとして使っていたが、連休なので、調整してみることにした。
音が伸びない
現象は音が伸びない。詰まっている。
フレットは新しいが、海外品の為、不良もありえる。
フレットも試しに差し替えてみることに。
フレットのバーを外して取り替え。
方法は、優しく精密ドライバーを横側から当て、エンドを金槌で超優しく細かくゆっくりたたいて徐々に浮かす。上下とも浮いたら、ペンチで優しく引き抜く。
フレットバーの設置
方法は、優しく平行になるように徐々に押し込む。直接金槌などでフレットをたたかない方が良い。平行に沈むように当て木とかでゆっくり押し込む。
検証
詰まり音は出てしまうので、微調整にはいる。
前後3フレットぐらいに影響するので、注意。
地獄の高さ調整
詰まっているところのバーを0.01ぐらいの感覚で上下させる行為となる。
わずかな、高さ調整を精密ドライバーと金槌で調整していく。
フレットで音の伸びを確認しながら、上下作業。
職人技が必要な世界なので、この0.01mmの上下感が分からない人は、調整を絶対にやめた方が良い。
何度も繰り返す。
ビビリ音がでたら、調整も佳境に。
エンドブリッジの弦高の調整を交えながら、最終調整に入る。
完璧を求めるのは、素人では無理。
ある程度ののびが感じられたら、フレットを押す強さを増して演奏した方がいい。
フレットを強く押さえれば大抵伸びるレベルまでは調整可能。
フレットを強く押さえても詰まりが出る場合は、調整ができていない。
地獄なのは、ほんのわずかな違いで、現象を解決できないため、楽器店で、専門の人がいない限り楽器屋でも無理だろうと感じる作業。なぜなら、相当集中して作業時間も取られ、お客さんを気にしながらできる作業には感じられなかった。
※あくまでも、自分用の防備録なので、試すのは自己責任でよろしく。
むかしから、楽器はクラッシック系のフレットのない弦楽器しか演奏したことがなかったので、ギターなどのフレットのあるものは、難しいコードの指の構成などがあるので新鮮だが、単音型でないためむづかしいねw