ループ機能を持った音楽作成ツールソフトのアシッドミュージックスタジオ。
インターネットで検索してもほぼ情報が無い。つまり売れていない。
だれも食いつかない理由を、このソフトを購入してなぜなのかを考えてみた。
■検証
使いづらい
理由:初めて使う人が、どのように使えば良いのかが分からない。
ネットに情報がほぼ無い。動画の使い方なども、初期の初期のもので、再生数ほしさのタイトルだけのようなものや、PR(広告)、そんなものしかない。
通常版(PROじゃない方)はエレキベースやジャズドラムなど一般的な音楽に必要な機能が使えない、PRO番のみに搭載されている。
■検証分析
マニュアル無しでユビキタスな使い方の思考と違う設計のようで、一般的に思いつく操作と微妙に違っている。
そして、マニュアルを全て印刷してみたが、長い頁の割には索引がしょぼくて探したい項目が見つからなくて、なんじゃこれ!と感じる。このマニュアルは、本来ソフトを作るための仕様書のようなもので、これらの機能を基に設計を始めるようなつくりの代物。
別売りで、一般的な電化製品についてくるような、手順チュートリアル的なマニュアルが数千円で販売されているが、本来これがユーザーの為に付属させるマニュアルの作り方のはず。ちょっとのお金ほしさに、簡単使い方を売る行為に幻滅。
■結果
マーケットの構築の基本的思想が無いので、ただ有名ECショップで販売すれば売れると勘違いしている。販売後のMAOが理解できていないのだろう。サイトの作りも古い手法でもはや10年前の時期の構造、通常版はお試しで、高いものを買え的な嫌らしさしか感じない。現在ならほぼ無料でダウンロードして使う程度のものを7000円弱で販売している。
基本要素に満足できない人達が、8倍の値段のACID Pro 11 Suiteの購入にステップアップするとは思えない。
■結論
この機能でスタジオ版を買うのか?っていうのは疑問のソフト。お勧め対象にもならない。
無料版の別のソフトで使いやすいものを見つけてから、音源を買った方が良い。