ストラトキャスター レストア中 再塗装その5 できあがり

自分なりにきれいに塗装し直して、パーツもきれいにしたつもり。
完成写真はこちら


guit last finish - ストラトキャスター レストア中 再塗装その5 できあがり

部屋の角に半畳ほどの塗装コーナーを作った。

押入れの扉型を開いて内側を使えば、もし塗装が漏れても壁に直接かからないと考えたのです。

ビニール付きの段ボールの養生が以前使っていたのが残っていた。
大体幅1mぐらいで長さ数m巻いてあって1000円程度だったとおもう。
角にやや重なるようにして、2軒分のながさ+床半畳なので=5m程度あればできるはず。

スプレー式のタイプを使うので、部屋にスプレーのガスが広がってしまうのに注意が必要。
部屋中霧のようになる可能性があるので、部屋から空気の流れを作って外に出してあげないと、大変なことになる。

ちなみに、終わった後は、鼻をかもう。
スプレーの色のついたのが、沢山ティッシュに取れるはず。

数回塗り重ねて、時間をおいたのです。
乾いてから、パーツをとりつけないと、ウレタンとはいえ、塗装が半硬化状態だと簡単に剥げてしまうので、我慢しましょう。
空胞はできるので、気が付いたら早めに上からつぶしてしまいましょう。

ちなみに、ちゃんとまっすぐが取れる熟練者がやらない限り、
ギターのネック外してしまうとギターが死んでしまうので注意。

ロゴをつけて、上から剥がれないようにクリアして、全てのパーツを付け直して完成です。
ギターの弦もしばらくぶりに張りました。
長さがどれぐらい余らせれば太い弦などちょうど良いか全く忘れているのでゆっくりやりました。
弾くことはないかもしれませんが、かっこよく戻したつもりです。
いつか出番があるかな?
(終わり)

ウレタン塗装をしたので、トルーオイルは使えません。
一般的な塗装でしたら、最後にトルーオイルをうすくのばしながら,何度か塗ると光沢が出ます。
トルーオイルtrue oil高いけど,買えない値段じゃない。3オンス(90ml弱 量はヤクルトぐらい)で2000円ぐらいです。

Dou demo ii Hanashi

エレキの塗装が堅いのは、弦が細いために振動が木に吸われてしまうと鳴らなくなってしまうために、硬くした方が振動がダイレクトにつたわる。その為厚めの塗装が必要になってくる。
自分で塗装するのにアクリルやラッカーなどのホームセンターで一般に売られているような弱い塗装を使うと、Eギターの音色はボディのソリッドで維持できずに、ほぼ死んでしまうので注意しましょう。

サウンドホールがあれば、その音域帯に合わせて形状の大きさのベストサイズが決まるが、コンパクトなギターでアンプを使って大きな音を出すには、当時のマイクではハウリングや音割れ、スピーカーのぶっ飛びなどが起きるためにこうしたようです。

ストラトキャスターはデザインは素晴らしいがギターの形状としては、かなり無理があり、あちこち補正パーツが無いとギターとして成立しない。
その為プロの中のプロがストラトを使う場合の細かなセッティングは、一般販売用のギターとは雲泥の差がつけられているようです。
70年代前など、絶対にメインギターは変えないというスーパープロたちの暗黙の了解ですね。