自転車見てきたよ。ネット店舗と実店舗

実際の販売店で見てみる。

ロードバイクなどを取り扱っているショップがあったので入ってみることに。このお店は新店舗で開店して2か月程度だろう。
まず最初に感じたのは、店員がチンピラみたいで、すぐに出たくなった。
こういう専門的なショップあるあるだけど、自転車に限らず他のスポーツなどでも、チンピラ風の店員がたくさんいる。こういう人にお金を出したくない。そう思うのは私だけじゃないようで、他のお客もめったに来ないが来てもすぐに帰ってしまっていた。一等地なのに。品ぞろえも悪くない、地域で買いそうな価格帯が並んで、超本格的な100万円前後のはあるのかわからなかったほど。お金を持った人の息子がお店をやるとこうなりがちな、考え方はよいが人がダメという商売上悪いパターンの典型だった。

それはともかく。
最低価格はロードで88000円。そこからメインの価格帯が148000円~1680000円を売りたい構成のボリュームゾーンを作っていた。35万ぐらいのも何台置いてあったりする。心理的に一番安い価格帯のものはなかなかチラシでも出ない限り買わない人が多い。その上の100000円台でも同じ気持ちだろう。そこで、14万円ぐらいをボリュームゾーンにして触りやすい位置へ並べ、さらに高額品を目立つところに何台もディスプレイ~の日本人心理をついた販売の仕組みは何のカテゴリーのお店でもそうなっている。なぜわかるのかそれは、私は営業マンだったからだ。
しかし、今の時代はネットという強敵がいる。
それに価格で対抗できないと、あとは信頼で対抗するしかない。
それができないお店はなくなるだけ。
あの店もネット販売していなければたぶん1年もたないだろう。

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もう1店舗みつけちった
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もう1点はチェーン店系の中のショップで奥さんターゲットの自転車が多い。
この近辺は坂もないのに、電動アシスト自転車に乗る人が非常に多い。前後に子供を乗せて走るのに楽だから。
そのお店の奥にロードコーナーがあり7,8台おいてあった。
こちらは最低価格が68000円~11万円がロードの相場にしている。35万円ぐらいのも1台だけあったが、この店でその値段のは買うことはないだろう。たぶん大手なので飾り物のバラエティ感を出したいバイヤーのわがままに付き合った形だろう。最終的に返品入れ替えを食らうだけ、売れたらラッキー展示、最終処分の大幅値引きもあり得るかもしれないので、半年一年自転車ーコーナーの配置換えなどチェックしておけば半額で買えるかもしれない。

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やっぱり実物は見ておくものですね
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どちらも見て分かったことは、ギアの動かし方とか、ギアについているメーターとか、フレームが今は丸い筒状じゃなく四角っぽい感じだったりとか、クロモリのフレームの「あぁ、あの感じね」という懐かしい感じのじてんしゃとか分かったり、ネットの写真じゃわからないようなことが結構多かった。
特に、いい自転車は美しい。
なるほど、触ってみたくなる、乗りたくなる、乗っている自分を想像してしまう、などたぶん本気で自転車が好きな人なら、妄想は止まらなくなって買ってしまうだろう。
しかし、俺はそれほど興味がないため、吸い込まれずに済んだのでした。

自転車屋さんを始めるなら、男の店員の時代は終わった。販売は女性のほうが向いている。作業は男が裏でやればいい。ロードなど、話しこみたい人は、たいてい自転車屋さんに通って顔なじみになり、そういう作業場へ入って話し込むようになるのが通例のパターン。チンピラみたいなのが、店表に出て無駄話されたら、一般の客は入ってこない。・~・・
そういう視線で見ちゃうのが、職業病なのかもしれない・・・。