i-5 11400で動画編集 どのぐらい重い

インテル社の11世代CPUが2021年3月末実質4月に発売されたばかり。
CPUスコアを見ると、1世代前のii7 10700k とほぼ同じ。
新型CPU i-5で組んだパソコンで動画編集ソフトを動かして、どのぐらいの負荷がかかっているのかを、雰囲気で説明してみます。

防備録

動画編集ソフトはダヴィンチレゾルブ17で、今までAVIUTLを使っていましたが、新しいタイプに乗り換えようと色々試しています。

編集で重いのは動画の高速移動や重なりの表示処理です。
DR(ダヴィンチレゾルブ17)の「ソーステープ」機能は再生ヘッドの赤いバーを動かすと動画の素材の表示が流れるように表示されていくために、探している絵を見つけやすい機能なのです。

それを動かした時の負荷が最初の読み込みはHDDを使って素材を纏めているので数秒のラグはありますが、読み込んでからの移動はスムースに表示されます。
タスクマネージャーでみるとだいたい40%~80%手前の使用率が表示されています。12スレッドもほぼ同じように使われているのもわかります。

これは数世代前のCPUだとかなりキツイ処理です。もう一つの数世代前のPCではフルパワーでもカクつきました。AVIUTLで5つぐらい動画を重ねると、時にホワイトアウト状態に・・・。そのため新しいCPUとマザーでPC作ったのです。

ファンが回り出しますが、処理速度は速いし、再生ヘッドを止めればすぐにCPU使用率は下がるので全体的に処理のレイとが出ていないので、イケてると思いました。

パソコンのスペックに関しては前の記事を見てください。

メモリも16Gで大抵は十分。


・マニアックな参考レビューの見かた
CPU等のレビューを初心者は鵜呑みにしない方がお勧め。そのパソコンで何をやるのかを考えて、予算と照らし合わせて自分の要望に近づけると考えた方がいいとおもいます。
高スペックでCPU性能の検証を楽しむ人が書く書き込みは知識が必要なのです。
しかし、作業用のパソコンとしての安定できるスペックを求めるなら現状の安全な動作水準をキープさせた設定で動かすべきなので作業の感覚的な問題になります。これは、扱う素材の質だけで無く、エフェクト処理のソフトに委ねられる為に全てに一概に当てはまらないので、マニアが良くないと言っていても、新しいスペックのパソコンのパーツの選択では市場性能のレベルは上がっているのです。毎年スペックは落ちていくことになるので、最高のスペックを作業パソコンに求めすぎない方が購入時にスパッっと決められますよ。5年経過で相当処理能力が違ってきてしまうのが今までの流れです。