製造図面と現実の構造の差異

シーカヤックと違って、リバーカヤックは、たわみの局面が大きく、材料に大きく左右されてしまう。
スモールスケールのモデルを工作用紙で作ってみたが、かなり難しい。
塩ビ系でも作ってみた、バルサでも作ってみた。
初回の何パターン化の設計通り作ってみたが、たわみをうまく計算できないので、合わせで作ってみた。
五分の一スケールでのバルサでくみ上げた。
しかし、シアーを角材で作った時に、このたわみに接着剤のパワーについていけずに、何度もはがれてしまう。
これが本体で組み上げたとしたら、最強エポキシでも、べニアの上層だけがはがれてしまう可能性もある。
難しい。
そして、曲面表現のむずかしさ。
ICF企画で先端は危険防止のためにとがらせてはいけないのだ。
単なるべニアを合わせてもたわみに耐えられないだろう。
これをどう攻略するかが、今後のポイントである。
先端部分の設計図面はもう、何個も書いたが、これだというものが思いつかない。


20120728 sany0005 - 製造図面と現実の構造の差異

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