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ダニエルモーメンティ来日 西目屋 岩木川

スラローム ニュースなど
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2016年12月19日ローマのフィウミチーノ空港からビジネスクラスにのって成田空港へ到着そして、招待された青森へ向かったのは、ロンドンオリンピックカヌースラローム競技のカヤック一人乗りの金メダリストのDANIELE MOLMENTI選手。

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地球の反対側の国への仕事に緊張していた模様。

ダニエレモルメンティ氏来日に関してのSNS全発信内容

FBでの発信12月19日15時イタリアから青森県西目屋村へ向かう。
「私の知らないところで変な憶測を流しているメディアもありますが、私の公的な発言は自己のFBかイタリアカヌー連盟以外にありません。
私は数ヶ月の間スラロームに関してすべての選手としての技術などを含めた能力をできる限り見せたいと思っています。
メディアなどがゴシップ(変な噂や虚偽ネタなど)を広めたりと、我々が望んでいないようなことを発信しているのです。
私はイタリアカヌー連盟ができる限りのカバーをしてくれることを望んでいます。
メダリストとしてリラックスして安心できるような環境を望んでいるのでよろしくお願いします。」

秋田県田沢湖で
「午前中はとってもリラックスできた、気分爽快」

田沢湖高原温泉郷で
「旅館の会席料理はおいしそう」

竜のまつられている神社で
「歴史と伝統あふれるこの土地は魅力的で僕は好きです。」

秋田県のホテルグランド天空到着

12月24日青森県
トークセッション 壇上列席者
ダニエレモルメンティ氏
山中修司氏
矢沢一輝氏

ニュース来てくれないかな!
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青森県西目屋村中央公民館
目的は東京オリンピックでの事前合宿地選考のための課題や可能性について。
矢沢選手がここにいるのは、お坊さんをやめて青森に移住予定の為。西目屋村職員として採用される(公式発表あり)。

西目屋村 ナウティックスポーツプロジェクト

RIOオリンピックの2週間ぐらい前に国内最終合宿として青森県の西目屋村の河川、岩木川カヌー競技場で矢沢一輝選手が練習を行ったのです。ここはジャパンカップなども行われる場所。
ここは、完全なストレートコースで、RIOの直線コースを想定しての練習を行ったのです。
次回の東京オリンピックのコースも同じ設計者の同じようなコースなので、海外選手がこの地を練習値として利用できるのではないかと言うことから案件が考察されるようになりました。

合宿地にするなら河川改良は必須

この岩木川カヌー競技場は、川のカレント幅が狭く、水深も浅め。5つのシュートの段差は低めですが、それは問題ではない。
これらを改良しなければならないとCKNMは感じました。

■問題点解決のためのエントリー場所の改良
元の岩木川自体は川幅が広い。そこを分断してカヌースラローム場にしています。
しかし、コースはうわべだけのまねであって、流水から設計されたものではないのが問題点なのです。それは両河岸の状態が2~3mの河川流水を殺してしまう形状のために、実質カレントとコースラインが5,6m程度となってしまうことなのです。
スラロームコースとして、直線なこの形状ならば幅10mもあればよいだろうという思考は間違いで、15mの幅は最低限必要であり、それに伴う水量を求めた時では無駄な水の使い方をしてしまうことになるのです。10m幅で作るために有効な形状を持っていないことが改良すべき問題点なのです。

形状変更とエントリープールの確保
このエントリー場所手前には堰を作る必要があり、分断する川への水門の設置をする必要があります。
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■なぜ改良が必要なのか
岩木川はスタックゾーンの幅が広すぎるのは、河岸が小岩のために流れが弱くなってしまうこと、エディループができない為に単調なラインしか形成されないこと。
砂利のままでよいのはフィニッシュライン近辺のカレントを遅くさせるラインを作り出すためだけでよいのです。
ストレートコースはカレントのパワーと早さが命。
海外コースのプラハなどもそうですが、河岸でラインが減らないようにコンクリートウォールで成形されているのです。RIOの人工コースもそういう作りですし、東京もそうなる予定だからです。

■考察
問題は堰を設置する手前に陸橋があることで、堰を作ったときの影響を計算しなければならない。
また、堰を作ったときに、川の近くまで住宅がありすぎることは危険度が高い。
認可がとれれば橋を改良し堰を一体化したいところですが、後付の橋への堰の設置はかなり難しいかもしれません。
洪水対策のための監視との堰水門開き水量調節をする団体を作る必要がある。
この地区の河川水量統計をまだ見ていませんが、堤防がないことと、低い土手であることなどから、それほど堰を作ったときの影響はなさそうに思えます。

コンクリート成型で数億円はかかる案件のため、この村だけでは難しいものです。
東京オリンピックを理由に、国内の選手育成地として企画してみるべきでしょう。
なぜなら、味の素トレーニングセンターなどの強化施設にカヌー競技は含まれていないからです。

誰にも知られていない・・・

オリンピック競技でありながら、カヌー競技が阻害されているのも連盟の問題で、今回のダニエル選手の来日さえ新聞社はいないに等しい状況だったし、ダニエル選手自体も発信もしなかったことは、日本のカヌーの盛り上がりが想定以下であったためでもあり、ヨーロッパでオリンピックメダリストの僕が行けば騒ぎになる、日本でも同じことが起きてしまうことがいやで発信したメディアへの下地声明も全く必要なかったことにがっかりしたことでしょう。日本に来たヨーロッパのスタースポーツ選手が日本の電車で誰にも気がつかれないと写メをSNSにアップすることはよくある話。それほど日本の情報の閉鎖性があることは逆に発信性も弱いと言うことでもありますね。

矢沢選手 2019年はどうする

しかし、矢沢選手が東京にスラローム場ができた後でも青森にいるとは思えない。本拠地で練習するのが当たり前だけに・・・。
村の熱い支援を自分のために裏切るのか、それとも義理堅く生きるのか?お坊さんを経験した彼なら、そのときに、やって良いことと悪いことがわかっているはず。と思いたい。

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