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ダウンリバー エディ チェック①

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リバーランやツーリング、ワイルドウォーター、リバーマラソンなどを楽しむために危険を感じる箇所を事前チェックすることをスカウティングと呼んでいます。
この上記の画像で危ないと思われる箇所はどこでしょう?
                         こたえは・・・。

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■岩の危険
二人乗りのツーリングカヤックやレースカヤックなどで、クラスの低い流れの川でも、アクシデントは起きるものです。
1人乗りならば、事故回避の為に閃いた動作を瞬時に取ることは可能ですが、二人乗りでは、コンタクトが取れなければ二人のコンビネーションの経験頼りとなってしまいます。レーサーでさえもコントロールできずに直撃する事もレースではみることもあります。
上図では左の大きな岩の正面に入ってしまった場合に、川の左側は危険と判断したバウ側の操者と、スターン側の操者が緩い流れとしか見えずに左にルートを取ろうとした場合、流れの音が騒がしくどっちに行くか聞こえない場合はトラブルが起きやすい状況となります。
また、白瀬が岩方向に向かっています。このエネルギーの大きさによって、ボートがこの白瀬を超えられない場合も考えられます。早めのスピードアップ指示が必要な状況です。

■二人で別なボートでダウンリバーする場合
一般的にエスケープゾーンが小さいエリアの場合、リープフロッグを使う事になると思われますが、上図の場合は、エリアが幸いにも2つあるので、合図を出した後に後ろ側のエスケープエリアに移動することになります。
その場合の注意事項として、レスキューのチェックを行いたいが、前方が見えない事で、もう一人が安全に入ってくるのかは、スキル次第となってしまう事なのです。
初心者とともに、降りてくる場合にエリアへの突入のライン指示をはっきり確認しておく必要があります。
そのライン通りにランできるのか?そこの判断次第で事故が起きるか起きないかの分かれ目となってしまうので、スカウティングでラインを決めた時に、行けるか行けないかの安全な判断を下すことになります。
特攻隊はやめるべき状況判断を、リーダーが勇気を持って言える人材かで、事故の確率が変わります。

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■リバー スカウティング
対岸状況がわからないので、レスキューエリアが取れるかは写真ではわかりませんが、写真でわかる状況判断として、思い浮かぶ危険な場所を矢印で書いてみました。
赤は危険(濃い色ほど危険)
黄色は注意(オレンジは実際見ないとわからない)
緑はセーフティ(濃い色はやや注意)

赤はアンダーカットの危険がみられます。アンダーカットの判断状況はカヌーカヤックジャパン史上最強ハンドブックに書いてありますので参考にして下さい。
凹みエリアは脱出できない場合があります。
オレンジ⇒は白瀬がありますが、写真では岩なのか、段差なのかわからない場所でボート幅ギリギリのエリアの為注意が必要です。
黄色の白瀬も写真ではわかりませんが跳ね返りの白瀬か、ボイル系があるのかは微妙なので、現地チェックが必要です。
緑のエリアは、白瀬超えての岩裏のエディが①.その後ろの平たい感じの岩裏は完全にセーフティなエディに見えます。

想定のセーフティラインを通行することで、トラブルは減ります。
一見、川左が安全にみえますが、流れが「くの字系」に見えます。水面にヒントがあります。ハンドブックでなぜ危険なのかを読んでみてください。

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