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付属品以外のCPUクーラーはどんなCPUにもつけたほうがいいのか

INTELのCPUを新規購入すると、一般品のCPUではCPUクーラーが付属しています。
しかし、市場では、もっと冷えると歌った商品が沢山出ていますが、交換した方が良いのかを考えてみます。

自分の思う、交換目安としては、

①CPUの発熱が付属品だと不安すぎる場合

②CPUクーラーのファンがうるさいと感じている場合

この辺でしょうか。見た目を派手にLED付きにしたいとか、オーバークロック遊びをしている人とか、すごいの取り付けたほうがかっこいいとかは、その人の自由にしてもらえばええと感じてます。今回は話の内容には考えません。

初心者でもわかりやすい言葉で簡単説明

①の場合、i-7 i-9の125wタイプの発熱はかなりのものがあるので、交換したほうが良いというのは、お勧めできます。新しい世代になるほどよくできていますが、やはりそれでも発熱はすごく上がりやすい。CPUは温度が上がりすぎると、保護のため強制動作ストップする機能がパソコンではついていますので、パソコンはシャットダウンしてしまい、温度が正常になるまで起動できません。

CPUが壊れる原因となるため、温度管理は重要なのです。
水冷などのCPUクーラーもありますが、付属品よりも冷える銅とアルミを使った熱伝導したラジエータ空冷ファンで冷やすタイプの交換でもかなり効果があります。

②の場合は、i-3 i-5 i-7 i-9 付属品ではかなりCPU使用率が低くてもうるさくファンが回ります。40%ぐらいでもフィーンと音が大きく回転し始め気になる人も多いかもしれません。
これは、たとえばBIOSで回転数を制御しても、CPU自体が冷えなければ意味がないので、やめた方が良い。解決方法は、CPUクーラーの交換がベストな選択です。

安くても効果はある。

パソコンの使用方法にもよりますが、通常の使用方法では、交換しなくても問題ありませんが、最近はゲームや画像制御、動画編集などCPU使用率が上がるものも多いので、安価なものでも交換した方が後々心の安らぎにもつながるでしょう。

交換方法

まず、CPUクーラーの交換で注意すべきは、CPUの世代によりソケット(CPUを刺す場所)の形状が違うため、これに対応できる型を選ぶ必要があります。毎年春にはINTELはモデルが変わりますので、その新しいCPUのモデルを購入したときにソケット形状が変わり、マザーボードも変わる為、注意してください。取付アダプターがついているクーラーが多いので、CPU世代の基盤に対応しているかをチェックします。

 実際の交換

 

今回 i-5のファンがうるさいので交換することにした

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今回試したモデルは空冷タイプの安価なもの。よさげなものをチョイスしてみました。

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H412Rというクールマスターの商品。10cmぐらいのタワーラジエーターでサイドファンタイプ

暗めなので写真がピンぼけしててすいません。
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色々な基盤に合うように、サポートパーツがついているので、自分のソケットの型番に合うパーツをチェックします。
説明書は英語ですが、ほぼ文字は書いてないので、型番だけ見ればなんとかなるはず。

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元のCPUクーラーを外さなくてはならないので、ケースからねじを外して基盤を取り出す。ネジ位置やネジ、設置接続したコードなど覚えておくことは必須。
組み立てたとき覚えていても結構時間が経つと忘れてしまうもの。外れやすい小さなコードなどはとくに気をつけておこう。
グリスを拭き取って、新しいグリスを塗ります。
今回はグリスも付属していました。

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設置してみたところ。
ファンの風の向きは、吸い込み型か放出型かを確認して向きを決めましょう。
1200タイプのソケットのこの基板は向きが真四角な位置に穴があり、自由がきいた。
銅の部分には絶対に素手で触れないようにしましょう。

この様な感じで、取り付けは終了です。このモデルは自分の基板では何の問題もなくさくっと取り付けられました。

INTELオリジナルのCPU付属のCPUクーラーの外し方は、CCW方向に4つ角の留め具を回して、その後引っ張ると緩みます。基板裏側からでているポッチを軽く指で押してあげると簡単に抜けます。

新しいタイプは金属ネジタイプでした。仮止めしながらゆっくりやるしかないです。裏側の取り付け板を押さえる小さな台があると便利かも。

その後、コードをCPUクーラーの電源に刺せばOK、結構長めだった。グリスにこだわる人もいるけど、i-5は65wで発熱も少ないので、付属品を試しても大丈夫と踏みました。
ラジエーターの上の空間に手を出すとやや温かい空気の感じがするので、熱は伝わっているのが分かります。直接触っちゃだめよ。

結果
ファンは格段に静かになりました。
結構なCPU使用率となっても、静かです。
しばらくためしてみたいです。