デジカメ用スタピライザーを300円目標でかっこよくつくる

デジタルカメラでムービーを撮るのに、手振れなどを解消できるスタピライザーを、いかに安くて機能OKで格好よくつくるのかをテーマに作ってみました。


■構造を考える
難しいことをいわないで説明すると、「ヤジロベエの様に左右のバランスをとって、支持してる部分がぶれても、水平を保つことで、カメラが映している映像がぶれずらくなる」と言うものです。
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こんなイメージです。

■さっそく壁にぶち当たる製作費300円
300円とはいっても、構造を考えたら、ジンバルと言う部分、バランスをとるのに、自由度が効く、自由回転支持台を作るのは難しいので、この部分の経費は無しにします。と言うスタイルに変更します。

この持ち手の支持部分はカメラの三脚のミニ台座を使う事にしました。 100円ショップで売っていた三脚はこのジンバル部分が無いためにヤジロベエで作ってはカメラを落とす可能性があるため、300円でカメラをぶっ壊しては意味が無いので、そうなりました。

■バランスをとるための材料を100円ショップで買う
色々物色していた時にひらめきました!!
フライ返しを見つけた時にこれは使えると感じたのです。
hurai001 - デジカメ用スタピライザーを300円目標でかっこよくつくる¥108-

そうです、ステンレス部分にジンバルとカメラを設置するためのバーを取り付けやすそうなのがこれだったのです。フライ返しの3つの溝にネジを通してジンバルを止め、バランサーをつけたりできそうで、持ち手の部分には、重りをつけてバランスをとれるようにします。
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溝は4mmだったので、カメラの固定用の 1/4インチネジは通らなかったので、ペンチで溝を広げとおしました。
持ち手だった場所に単3乾電池2本とゴルフ用の鉛があったので、カメラの重さに合わせて貼りました。
電池はもう使い切ったものなので¥0-鉛もあまりものだったのですがはるか昔に買ったので値段さえも覚えていません。
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ステンレス?の曲げやすい穴の沢山空いたバーの30cmぐらいのが¥180-
1/4インチの雌ネジが¥4-雄ネジ¥8-ワッシャー@¥4-×2
カメラの設置部分を折り返したのは、微妙な縦揺れの吸収が出来そうだと思ったのです。この構造だと縦揺れに対応していないので…

ここまででほぼ300円

だったのですが!
カメラの底の穴の位置が片側に寄っているので、そのバランスをとる必要が出てきました。

■、横方向のバランサー

ホームセンターで20cmぐらいの穴の開いたステン?のバー108円と3mm雄雌ワッシャー付きネジセット(10個ぐらい入ってる)¥108-
それに上乗せする大き目のワッシャー¥4-×2
を追加しました。

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■スタピライザー用のショックアブソーバーをつける。
バランスをとるために揺れがおきますが、その揺れをできるだけ早く抑えるためにどうしよう?と考えた結果、
輪ゴムでショックアブソーバーをつけたらいいんじゃないか?とまたも閃きました!
スプリングのが安定するし長持ちするでしょう。でも実験段階なので、安上がりを目標にしています。
輪ゴムのショックアブソーバー前後左右に4つ使いました。

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全体的にこんな感じになりました。
なにか見た目がメカっぽい感じが「いい感じ」かも…
合計金額は¥500弱ぐらいです(三脚を除く)


■実際に動画撮影
軽い上り下りとカーブの多い場所で撮影してみました。
自分的にはかなりいいかんじじ!

動画アップしました。

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