東京オリンピックでは削除されたカテゴリーの男子二人乗りカヌースラロームC2M。ジェンダー(男女平等)を求めた未来志向のシステムのために、競技自体のカテゴリーも同じ人数になるように調整され続けています。
そして生まれたのがC2MIX競技男女混合ペアによるカヌースラローム。
昨年からカテゴリーを設置して世界中のレースで行われていますが、実際にはMIX自体の参加はレース直前でいなくなってしまい、なかなか成立しないのが、わたしが見て感じた事なのですが、ICFはどのようにかんじているのでしょう?
C2ミックスをオリンピック競技まで増やしたい
ICF国際カヌー連盟は、最終的にオリンピック・プログラムに導入される可能性をもとめて、混合カヌー・スラローム・イベントに重点を置いています。
東京で開催されたICF理事会では、世界選手権とワールドカップのプログラムから男子C2を落とすことに同意し投票しましたが、それ以外に新たなルール設定、つまりC2ミックスを増設したい希望がありました。
男子C2は東京2020プログラムの一部ではなくなり、昨年のICFワールドカッププログラムでは参加人数が減りました。
しかし、国際オリンピック協会IOCがジェンダー平等に重点を置いていることから、C2ミックスカテゴリーはオリンピックのガイドラインにマッチしていると言えると考えています。
ICFのホセ・ペレウナ会長「C2ミックスはオリンピックに参戦する可能性がある」
「重要なことは、アスリートの数を増やす必要はなく、メダルが1つだけ増えれば良いだけ」
MIXペア増えて来たって思いたいや~ん
ICFのカヌー・スラローム委員会委員長ジャン・ミシェル・プロノは、ICFが今シーズンのC2イベントを開催するに当たり、参加等に関してのアンケートを世界各国のカヌー連盟に行いました。
オリンピック種目からC2M消えた今、その種目への参加選手は急に減ってしまったのです。
しかし、男女ペアの参加予定者を見込んでいる国は増えました。
男子C2のカテゴリーイベント運営のための有効参加人数は規定よりも少なかったのです。
世界的にはミックス競技への興味をしてしている各国連盟の数は増えてきており、プロセス自体は始まっているとみています。
ICFは
「私たちはイベントを削除する必要は無いと思っています。
私たちが取るのは悲しい決定(つまりそのカテゴリーを開催しない)です。
しかし、我々はすべての連盟と選手にその事実を表明する必要があるのです。
==翻訳FOCHMAG.TOKYO==
スタンダードが生まれていないだけに、なかなか難しいものがありそうですね。
見逃していた競技用具
書かないことにしました。