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カヤック クロス エクストリームスラロームを始めたい人のための簡単装備品などの説明

スラローム
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カヤッククロスの存在がもっとポピュラーにカヤック競技を始めるきっかけになる可能性を秘めています。
カヌースラロームは五輪競技の一部でもありますが、装備品を揃えるには、色々と高額になってしまいがちです。高級なスラロームボートを購入するしか無い日本の現状では、一般的な学校の予算ではなかなか割り振る事が出来ないものであり、野球やサッカーなどの競技人口の多いスポーツに近い予算を必要としてしまう。また、ボートの移動などは、担当教員などが負担することになってしまいがちで、なかなか難しいのが現状であります。

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しかし、同じオリンピックスポーツのカヤックであってもエクストリームスラロームというカヤッククロスレースでは、もうすこしだけ予算を軽くすることが出来、また、プレイもスラロームに似ていますので、高度な選手としての寿命が終わっても、楽しむことが出来そうな分野として注目を集めています。

このエクストリームスラローム(カヤッククロス)はパリオリンピックで、公式競技として採用されたため、今後プレイをしてみたいという人のために、簡単に装備品を説明してみたいと思います。

道具は何を使うのか
エクストリームスラローム(カヤッククロス kayak cross)では、どのような道具を使うのでしょうか。

■ボート

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 俗に言う、ABSプラスティックで製造されたボートを利用します。(スラローム競技ではカーボン製のもので日本で買うと50万近くするものもある。EU圏であれば、現地で練習艇を買うなら15万程度でも十分な、専用のカーボン製もあるのです。

レクレーションであれば、何のボートでも良いと思いますが、それなりに競技としてプレイしたい人のために、以下、ルール上のボートを説明します。
ボートは、一般的に大量生産され販売がされているモデルである必要(誰でも購入できるもの)があり、国際大会などのICF関連に参加するには、ICFのボートリストにその型が登録されている必要がある。
ボートの長さは最長で275cmでカヤックタイプ、重さは18kg以上が必要です。ボートの先端はとがりすぎては危険なため、水平方向に半径5cmのRがついていること、カヤックボートの前後の先の方のデッキにハンドル(持ち手)がついていること。
ボートの外側に色々な加工物を付けたりなど、加工してはいけない。
内部は、フットブレースとして足置きが設置されていること。
メーカーの説明書通りの使用方法を尊重して、または取扱店の使い方説明などから逸脱した使い方をしないことも決められています。

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■ヘルメット

急流などだけでなく、プレイヤー同士の色々な接触もあります。ヘルメットをかぶる必要があります。(帽子はだめ)
ヘルメットのつばありもOK。チンカバー(あご用のプロテクター)がついているタイプ(バイクのモトクロスに使うような)も認められています。
ICF競技に参加するならば、基準があります。EN 1385に準拠したモデルであり、ICFのリストに登録されているもの。
製造日、メーカー名、カヌー用であり急流(ホワイトウォーター)向けである。規格の番号を見やすく大きく表示されているものですが、シールなどを剥がさないようにしましょう。
ヘルメットも寿命がありますので、傷がついたり、長期間つかったら、交換しましょう。もちろん、改造は禁止です。
たぶん、海外製の物を買ったほうが、規格とか判別しやすい。但し信頼できるECショップなどから購入しよう。

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■救命具 PFD

ISO 12402-5 (レベル 50) または同じ条件を満たす任意の国家規格の認定を受けているものである必要があります。
これも、ICFリストに載っているもの。
着用は一般の服装のベストと同じように腰上の上半身に着るものです。
膨らむタイプは使えません。大抵のカヤック競技用として販売されているものでスラローム用となっていれば間違いない。これも、海外製競技用の物になるかも。
(理由は、救助しやすいように色々装備のポイントが決まっているから)
ほぼ、日本のメーカーはレクレーション用なので、日本製を購入するなら、ICFリストをチェック。
日本の大会に出るなら、JCFの検定を受ける必要がある(有料)。

■服装

裸にPFD着用とかは、だめです。
レースでは、長袖タイプのウェアの着用必須となります。
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■パドル

カヤック用ですので、両側に櫂面がついているものとなります。パドルに鋭いエッジがあってはいけません。
もし、櫂面に鋭いエッジがある場合は、ガード、テープ、シリコンなどで外れない用にカバーする必要があります。
パドルのエッジは、最小で厚さ5mm (半径の半径) を持たなければなりません。 先端が金属製のパドル ブレードは許可されません。
レースで選手は、パドルなしでスタートすることは許されていません。
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大体こんな感じです。
競技用のブレードは高いので、最初に始めるときには、誰か知っている人に聞いて調べてから購入した方が良いと思います。
スラロームは誰かに教わらないと、出来ないスポーツだけに、場所や、プレイの始まり、技術、河川、などなど。

こうやって考えると、結構始めるのが・・・。

競技じゃ無くて、パドリングが上手くなったら遊びでやってみたいなら、もっと始めやすいかも。


資料
https://www.canoeicf.com/sites/default/files/2023_canoe_slalom_competition_rules.pdf

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