パリオリンピックのフリゲ

2024年のパリオリンピックが段々と近づいてきており、その準備が着々となされています。その一つに親しみやすさとメッセージをもったマスコットキャラクターの存在も欠かせません。今回、パリのマスコットキャラクターをパリ２０２４デザインチームが作成発表を行いました。

このキャラクターのモデルになった物は帽子です。伝統的な小さな帽子。Phryge　フランス語はＧＥはゲじゃなくてジェ　日本語派とフヒジェですが伝わらないのでフリゲと訳されそうです。自由の象徴として、またフランス共和国の寓意的（ぐういてき）簡単な意味とすると「教訓」？みたいな感じでしょうか、その人間性を表す言葉として用いられています。

帽子の形は、海外漫画のスヌーフという青い小人が被っているのを想像するとわかりやすいかも。（サンタクロースの帽子の先っぽのふさふさ球が無いようなヤツ。
これはフランスの歴史上でも自由の象徴としてのシンボル的な意味をもっています。

そういうわけで、フランスにある市庁舎などに置かれているマリアンヌの彫像などにはかぶせられているので、フランスに行くことがある人は見ておいてください。
革命で国を作ったフランスらしく、スポーツであっても人生を変えることが出来る一つの要素であるということ、人生革命みたいな意味を含めているようです。
キャラの色は国旗のトリコロール色（3色）であり赤、白、青に金色で２０２４のロゴがあしらってあります。

オリンピック、パラリンピックのモットー
“Alone we go faster, but together we go further,”
「早く行きたいのなら一人で行け、遠くに行きたいのならみんなで行け」
これはアフリカのことわざにもこういうのがあるのですが、今回の意味はマスコットと世界の人達が手を合わせることでみんなでよりよい世界を築いていこう。みたいな感じと思われます。