２０２１年１０月８日９日と南アフリカのフィッシュリバー川でカヌーリバーマラソン大会が行われました。
このサイトでも何回か記事にしています。カヤックでアフリカの茶色い川を二人乗りで下っていくレースです。
2021 FISH RIVER CANOE MARATHON 8 – 9 October 2021 – SA K2 River Champs
マラソンレースの総距離は81.8kmです。
水位は26キュメック（＊１ 一番下に説明をつけました）以上で行われます。
最も短い時間でレースを完走した選手が優勝。シニアクラスとジュニアU/18クラスは唯一のオープンクラスとなっています。
完走した選手には、フィニッシュ時にフィッシュメダルが授与されます。
レース中、パドルの交換は可能ですが、ボートの交換はできません。
緊急の場合を除き、外部からの援助は一切認められません。
ヘルメットの着用は必須ではありませんが、特に初日のトーストラックでは着用を強くお勧めしますとされています。
ライフセーバーはレース前の木曜日、13:00と17:00の間にクラドック堰にいます。
２０２１年１０月８日（金）朝7:00にGrassridge Damでスタートします。
初日のゴールは45,8km下流、ナッツフォード・ブリッジの1km下流です。ここは、2021年10月9日（土）朝7:00に行われる第2日目のスタート地点となります。
二日目のレースは36km下流のクラドックのスポーツグラウンドで終了となります。
初日はグラスリッジ・ダムからのル・マン・スタート。
2日目はリバース・スタートとなります。
シードされたパドラーは別の小さなバッチに入ります。K2が最初にスタートし、次にK1がスタートします。K3は常に小さなボートに配慮しなければなりません。
遅れてエントリーされた方は、シード権が剥奪され、最後のバッチに配置されます。
初日
二日目
大会
以前は全員川の中で立っていたのですが、今回は足場を組んで堰の上からでも見えやすく誘導できるようになっていました。
ダブル・トラブル（コレット・ウィアーのシュート）はウィアーの中央に建設されており、ブイでマークされます。ポータゲーションオプションは右のみで、左へのポータゲーションは禁止されています。
クラドック・ウィアー 最初の50艇だけがコーナーの両側にある堰を越えることができますが、もしボートが堰の下で他のボートに着地した場合、衝突の原因となったボートは失格となります。残りの選手は、セーフティーマーシャルの指示のもとでのみ通過することができます。安全性はライフセーバーの判断に委ねられ、それについての意義は申したてできません。ライフセーバーは木曜日の14:00～17:00にクラドック堰で練習を行っています。
両日ともにCSA認定のライフジャケットを着用することが義務付けられています。これらはチェックされ、違っていた場合は参加が禁止されます。
10リットルの浮力（前部と後部）が義務づけられており、チェックされます。ビーチボールやボトルはボートに固定されている場合のみ許可されます。
初心者の方にはヘルメットの着用をお勧めします。ダッキングを忘れないでください!
主催者は、安全でないと判断した場合、トーストラック・ブリッジを強制的なポーテージとする権利を有します。その場合はレース当日までにお知らせします。
脚注
＊１：海外の大会によく出てくる言葉 CUMECSというのが出てきます。これは略語で頭文字をとったもの。水量を表しています。メートル単位の国はCUMECS。フィート単位はcubic feet/１ cubic foot複数と単数となります。
Cubic metres per second 立方メートル毎秒
Cubic feet per second 立方フィート毎秒
資料
レースルール http://fishmarathon.org.za/?page_id=43
