2021年6月8日JCF日本カヌー連盟はスラローム競技の海外への選手遠征についてジュニアやアンダー23歳は派遣しない方針を発表した。
原因については武漢コロナウィルスが収束していないこととしている。また、シニアの派遣については秋口からのレースイベントをターゲットにしているが現在は決定できないために来月まで検討を伸ばすこととしていた。
海外レースを派遣しない理由は わからないJCFの体質
現在、日本では、武漢コロナウィルスへのワクチン接種が急速に進んでおり、先進国であるフランスやイギリスの摂取者数にほぼ並んできており、この先のスケジュールによれば、来月の摂取者数は相当なものとなる。中国製のワクチンは全く効かない偽物であることが海外の研究者により発表されているため、政府の正当なルートで摂取しない者以外は安全度は高くなる。あくまで高くなるにとどまる。
海外レースの開催状況をみると、参加は見込めると感じるが、JCFがペンディングにした理由については発表されていない。
どの資料を基に検討したのかや、社会情勢が現状どのような認識をもって判断したのかを発表すべき問題である。
来週のスラローム 世界大会プラハは北米、南米、オーストラリア、ヨーロッパ、北欧ほとんどの国が参加を決断している状況なのである。
世界は東京オリンピックへの最終調整段階に入っている。
そして、東京オリンピックは開催される。
だが、ホスト国の日本はなにもしていない。戦う前に日本チームはやる気がないと世界は見るだろう。そして、日本は本当に大丈夫なのかと不安さを増大させる。
日本のカヌーの地位を自ら落とす行為であるとみられても仕方がない。ワールドカップに中国は出場しない。中国はワクチン接種率がものすごい高い数字を発表しているにもかかわらずである。日本カヌー連盟もこの国寄りの政治家が代表を務め政治の道具に利用してきただけに、中国配慮の遠征禁止を発表したのではと勘繰られても無理はないだろう。
もし、それが違うのであれば、
レースイベントへの参加へのコメントをすべきである。渡された人の資料だけで検討したならば、方向性は誘導されてしまう。各自で公的な資料などを持ち込みその資料が正しいのかもチェックするのが、理事の役目である。あほの集まりは必要ない理由がこういう時にどのようなマネジメントができるのかが、協会のレベルを示すことになるからである。カヌー連盟がどうなのかは、今後の対策資料の発表につきる。発表できなければ残念な集まりでしかないことを世間に知らせるだけでしょう。そうならないことを期待します。
資料 6月6日時点でのワクチン接種状況 世界
摂取リスト国は私が選定しましたが、それ以外の国の表記も可能です。
アドレスは下記に表示しますので見てください。
以下JCF発表内容
カヌースラローム競技
2021 年度の海外遠征派遣について
2021 年 6 月 8 日
(公社)日本カヌー連盟
1.2021 年ジュニア・U23 世界選手権大会
新型コロナウィルス感染症感染防止対策の観点から派遣及びエントリーを見送る こととする。
2.2021 年 9 月以降のワールドカップ及び世界選手権大会 コロナ感染拡大状況及び ICF の大会開催判断・帯同スタッフ計画等をもってモニタ リング結果を 7 月下旬に発表する。
なお、派遣をする場合の優先順位は下記のとおりとする。
【派遣優先順位】
(1)ワールドカップ(スペイン/ラ・セゥドウルヘル):9月 3 日から5日 U23A(3 名)とし、欠員の場合は NTA、NTB の上位から順次派遣とする。
(2)ワールドカップ(フランス/ポウ): 9 月 10 日から 12 日 NTA(3 名)とし、欠員の場合は U23A、 B、NTB の上位から順次派遣とする。
(3)2021 シニア世界選手権大会(スロバキア/ブラチスラバ):9 月 21 日から 26 日 NTA(3 名)とし、欠員の場合は U23A、B、NTB の上位から順次派遣とする。
以上