２０２０年３月２３日カナダのニュースで報じられたカナダオリンピック協会のコメントでは、東京オリンピックが予定通りに開催されても、武漢コロナウィルスの影響下の懸念は無くならないとし、参加しないとのメッセージが記事となった。
カナダはカヌー・カヤック競技の強豪国であり、この大会を欠席するとなるとメダル獲得には大きな影響がでるようなものなのですが、それ以上に中国発の武漢コロナウィルスで死者が多発していることを重要にかんがえているという決断がでたのです。
先に解説をかいておくと・・・
本日、参加しないと公式のサイトで発表しました。
つまりは、世界で一番最初にカナダがオリンピックと武漢コロナウィルスのバンデミックに対しての公式な態度を示せたことが誇りであり、他の国々も追随して欲しいといっています。
WHOや国連が中国共産党まみれになってしまったことで、病気に関する正しい情報が全く世界に伝わらずに、プロパガンダばかりが流れてしまっては、国として正しい判断材料がそろわない。なればスパッっと切れ味の良い決断などできるわけもない。
その情報を知っている中国人移民が溢れてしまったカナダだからこそ、危険を察知し、ひとまず待ってみた方が良いというスタンスを示したのでしょう。
The Canadian Olympic Committee (COC) and Canadian Paralympic Committee (CPC）
カナダオリンピック委員会関係の公式声明 トロント（2020年3月22日）
COCとCPCは、国際オリンピック委員会（IOC）、国際パラリンピック委員会（IPC）、および世界保健機関（WHO）に、大会を1年間延期することを緊急に呼びかけました。私たちは延期に関する固有の大会のスケジュール変更がもたらす複雑さを認識していますが、アスリートと世界社会の健康と安全よりも重要なものはありません。
これはアスリートの健康だけに関するものではなく、公衆衛生に関するものです。 武漢コロナウィルスCOVID-19および関連するリスクにより、アスリートにとって、またアスリートがこれらの大会に向けてトレーニングを続けることは、家族やカナダ社会の健康と安全にとって安全ではありません。実際、カナダのすべての人が従うことを勧める公衆衛生のアドバイスに反しています。
IOCが東京2020大会をキャンセル（中止）しないことを保証し、延期の可能性に関する意思決定を加速することの重要性を理解していることを感謝します。
また、国家の健康と健康を保護し、ウイルスを封じ込めることが私たちの最優先事項であるに違いないと認めたIOCを称賛します。私たちはスポーツよりもはるかに重要な世界的な健康危機の真っ只中にいます。
COCとCPCは、私たちのアスリート、パートナー、およびカナダのスポーツコミュニティの忍耐と、前例のない時期に彼らの声を私たちに貸してくれたことに感謝します。 IOCとIPCが、コミュニティを保護し、ウイルスの蔓延を阻止するために取り組む総体的な責任の一環として、大会を延期する決定に同意することを期待しています。
と公式に声明を出しました。
Canadian athletes will not compete at Tokyo 2020 Games due to COVID-19 risks
訳「COVID-19のリスクにより、カナダのアスリートは東京2020大会に出場しないよーん」
カナダのオリンピック・パラリンピック委員会は東京オリンピック開催を一年延期を要求しました。
３月２２日の日曜日にカナダオリンピック委員会とカナダパラリンピック委員会は、武漢コロナウィルス（COVID-19）のリスクがあるため、アスリートを東京2020オリンピックに派遣しません。 （ブライアン・スナイダー/ロイター）と発表したのです。
カナダのオリンピック委員会（COC）とカナダのパラリンピック委員会（CPC）は、今年7月24日に始まる予定のオリンピックが予定通りに進めば、アスリートを東京に派遣することはないと述べています。
アスリートの委員会、National Sport Organizations、およびカナダ政府の支援を受けて、COCとCPCは、2020年の夏にカナダのチームをオリンピックとパラリンピックに送らないという難しい決定を下しました。
IOCと各国の開催へのギャップ
7月のオリンピックは「実現可能でもなく、望ましいものでもありません」と世界陸上競技会長談。
IOC、東京オリンピックの「キャンセル（中止）は議題にない」と語る
2つの委員会は、国際オリンピック委員会に対し、武漢コロナウィルス（COVID-19）のパンデミックの中で選手と一般の人々の安全を理由に、大会を1年間延期するよう求めています。
「これはアスリートの健康に関するものだけではなく、公衆衛生に関するものです」と委員会は日曜日の夜に声明をだしました。
深夜、オーストラリアのシェフデミッションイアンチェスターは、「夏季オリンピックが7月に開催できないことは明らかである」だが北部の人達には夏季オリンピックの準備を開始するように自国のアスリートに伝えました。
オーストラリアはアスリートに、延期されたオリンピックの準備をするよう伝えています
日本の安倍首相は、武漢コロナウィルス（COVID-19）のために試合を完全に開催できない場合、東京オリンピックの延期は避けられないかもしれないが、安倍首相は、議会での講演で、キャンセル（中止）の可能性は現在の所無いと伝えています。
COCの声明には、公衆衛生上の脅威の範囲も引用されています。
「ウイルスを封じ込めることが私たちの最優先事項です。スポーツよりもはるかに重大な世界的な健康危機の真っただ中にいます。」
セイスミス カナダオリンピック委員会運動委員長は、この決定により人々の安全が確保され、またカナダが最高の競争力のあるチームを確保できると述べた。
「ここに来るのは集合的なプロセスでした」とスミスは言いました。
しかし、IOCはプレスリリースで、今後の大会に関して「キャンセル（中止）は議題にない」と述べた。
日曜日の夜、アスリートへの手紙の中で、カナダのシェフ、ミッションマーニーマクビーンは快適さを提供しようとしました。
「このメモは部分的に粉砕であり安心でもあるとの両方であると想像できます。我々はいくつかの本当の決定を待っていました」とマクビーン氏McBeanは言いました。
「チームカナダとして、そして国として私たち全員が一緒にいることを覚えておいてください。すべての人にとって安全であると責任をもってオリンピックが開催されることが重要です」
IOCのアスリート委員会のメンバーである5回のオリンピック選手ハービーウィッケンエイザーさんはHayley Wickenheiser、オリンピックを計画どおりに推進するというIOCの計画に対する初期の批評家は、ソーシャルメディアでのCOCの発表に誇りを共有し、「世界をリードする」と述べました。この夜をとても誇りに思います。」
カナダのスプリントチームの面々
カナダはスプリントで今までに金４つ銀１０個銅１０個を獲得している強豪国。
２０１６年のRIOオリンピックのメンバーと昨年の２０１９年度のナショナルチームのメンバーリスト。
もう、凄い名前ばかりですね。
Lima 2019 Canoe/Kayak – Sprint
Alanna Bray-Lougheed
Alexa Irvin
Andréanne Langlois
Anna Negulic
Anna Roy-Cyr
Anne Sophie Lavoie-Parent
Craig Spence
Dominik Crête
Drew Hodges
Eric Ellery
Jacob Steele
Jarret Kenke
Marshall Hughes
Rowan Hardy-Kavanagh
Rio 2016 Canoe/Kayak Sprint
Adam van Koeverden
Andréanne Langlois
Émilie Fournel
Genevieve Orton
Hugues Fournel
KC Fraser
Mark de Jonge
Mark Oldershaw
Ryan Cochrane
資料
Team Canada will not send athletes to Games in summer 2020 due to COVID-19 risks
https://twitter.com/TeamCanadaPR?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1241900193395740674&ref_url=https%3A%2F%2Fwww.cbc.ca%2Fsports%2Folympics%2Fcanadian-olympic-committee-tokyo-2020-ioc-1.5506291
