日本の国土交通省が、川の近隣の利用について県や市町村の川辺の有効利用について色々活性化に向けてやっている企画なのですが。
河川の横のエリアって、色々な歴史的なものが残されていたり、何も無い土地だからみんなの公園にしたり、自転車用にサイクリングロードにしたりする。
そんな時に、日本には色々な法律があって、不法な建築がなされたり、危険な地域にしてしまうような土地の加工などがされないようにするために、国の行政に一応問い合わせしておけば、あとからガタガタ言われないでやれるって言うための部署みたい。国土交通省の河川環境課で受け付けている。
やってることは、
・公園設備の整備。
・河川近隣在住者への河川の理解度を増してもらう。
・河川に属するエリアをスポーツなどにも利用するための整備。
・河川沿いの建物の設営や商売の可否などの調整。
などの支援。
カヌー関係だと、スポーツ関連と安全対策などの調整の相談ですね。
河川などの水際のスポーツと言えばカヌーやカヤックは健全なスポーツとしてのイメージがあるために、取り上げられやすくなっています。以前はカヌーカヤックの認知度が低く、提案者自体もよくわからない謎の趣味とされていた感がありましたが、羽根田選手の銅メダルから、かなりカヌーカヤックの正当な認識を一般の人達も持ってくれている人も増え始めたといえるのではないでしょうか。
ここでも、羽根田選手のRIOオリンピックでのメダル獲得は意味を持っています。
しかし、いきなり世の中を席巻してカヌーのイメージを全員が理解するなんて事はありません。カヌー関係者みんなの一歩一歩があるからこそ、そこに近づいているのです。
カヌースポット登場
福島県の玉川村ではカヌースポーツもし易いように、河川の利用対策に含めた計画をしてくれています。
最近では２０２０年3月13日に福島県にこの計画「玉川村乙字ヶ滝かわまちづくり」福島県石川郡玉川村は一級河川阿武隈川水系 阿武隈川 【国管理河川】が有名ですが、その玉川村の推進によって地元の民間業者を使って、乙字ヶ滝広場（仮称）基盤施設、サイクリング休憩所、複合型水辺施設（仮称）をつくります。
乙字ヶ滝公園のこいのぼりイベントにキッチンカーが出せるようにしたり、玉川村の賑わい創出に係るイベントや、カヌー体験や、「乙字ヶ滝」の情報発信 等を行っていくとしています。
| 東北地方整備局管内において、本日、新たに、２箇所が「かわまちづくり支援制度」に登録され、かわまちづくりは、合計２５箇所になりました。 「かわまちづくり支援制度」への登録により、河川管理者が「まちづくり」の取組みを支援し、河川空間とまち空間が融合した良好な空間形成を目指します。 良好な空間形成を活かした賑わい創出や観光・交流拠点の回遊性を高め、地域の魅力向上、地域活性化にも繋がっていきます。 |
事業のテーマ
河川が草ボーボーじゃ、誰も近づかない。河川がコンクリ壁で区切られていれば、誰も河川の存在を意識しない。
つまり、何にもないからこそ、その場所に何か作れば人が来るので、その場所を活性化した、という事になります。
しかし、河川付近は台風などの氾濫も考えられる地域ですので、国民の安全を守るための法律が制定されており、建物など恒久的なものなどは建築が禁止されています。
なのですが、例えば、床部分だけをつくり、上部の柱や屋根などは作らない。折りたたみで撤収が容易なもので、おしゃれに見せることが出来るものを使って対応するなど、イベントなどの利用にも使い易い空間を生み出せるように企画していくというものでしょう。
河川管理
事業自体のアドバイスみたいなことをやっている様ですが、この存在として全国の一級河川の調整区域の多い場所を使う為の問い合わせ先という感じしか受け取れなかった。
実際には、河川の管理に対して、草ボーボーじゃしょうが無いので、その地域の人達にこうして欲しいというアイデアを募集しているという感じ。そのアイデアを基に国が整備事業を行う。こんなスタイルっぽいね。
書いてて、スパッと書けない内容だなぁ。
北山村の村長さん。イベントの為に、この制度調べてもらえると企画が大きくなれるかもしれません。
資料
かわまちづくりの行われた場所一覧
https://www.mlit.go.jp/river/kankyo/main/kankyou/machizukuri/map/kanto.html
