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カヌーSP競技2020東京オリンピック予選通過ルール発表

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2018年10月ICFは2020年に東京で行われる予定のオリンピックについて、カヌースプリント競技でオリンピックに出場するためのプログレルールを発表しました。

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プログレとは?

この場合の意味は、予選勝ち抜けていく手順についてと言うことです。
そのプレグレのスケジュール方法とスケジュールが発表されました。
とにかくまず、概要をお伝えします。

ハンガリーのセゲド世界選手権で出場権がほぼ決まる

2019年のICFカヌースプリント世界選手権ハンガリーのセゲドで開催されるレースで、出場権は獲得することになります。

大きな改編

K4以外のレースの各種目で、各国1艇だったものが、2艇の枠と広がったことです。

本戦出場者数

出場できる選手数が男女合わせて約250名弱となっています。
実質オリンピックは決勝レースの予選と決勝という感じですので、レースのフィニッシュで大きな差は見られないので、緊迫したレースを楽しめると思います。

そして、嬉しいお知らせ!
ホスト国の枠が4名となっています。4名の種目は以下の表に記載しますが、男女2名の各2種目もあります。

スケジュール

2019年8月~2020年6月まで、オリンピックの出場予選会Qualification Eventsとなります。
2019年8月21日~ 25日世界選手権ハンガリー国セゲド ICF Canoe Sprint World Championships – Szeged, Hungary
2020年5月29日~6月1日 ワールドカップ第2戦ドイツデュイスブルクICF Canoe Sprint World Cup 2 – Duisburg, Germany
2020年5月21日 22日
European Continental Qualifying Event, Poznan, Poland
African Continental Qualifying Event
Asian Continental Qualifying Event
Pan American Continental Qualifying Event
Oceania Continental Qualifying Event
2020年1月15日Deadline for NOCs to submit their requests for Tripartite Commission Invitation Places
10 working days after the Event
ICF to inform NOCs/NFs of their allocated quota places, no later than ten (10) working days after each Olympic Qualification Event
10 working days after
notification of places NOCs to confirm use of allocated quota places to ICF, no later than ten (10) working days after being notified of the places attributed to them.
2020年6月2日 The Tripartite Commission to confirm in writing the allocation of Invitation Places to the NOCs
2020年6月30日 ICF to reallocate all unused quota places
2020年7月6日 東京オリンピックエントリー期限日Tokyo 2020 Sport Entries deadline
となっています。


QUALIFICATION SYSTEM – GAMES OF THE XXXII OLYMPIAD – TOKYO 2020
11 October 2018

男子 女子
種目 選手
出場人数
ボート定数 種目 選手
出場人数
ボート定数
K1 200m 12 12 K1 200m 12 12
K1 1000m 13 13 K1 500m 13 13
K2 1000m 20 10 K2 500m 20 10
K4 500m 40 10 K4 500m 40 10
C1 1000m 12 12 C1 200m 12 12
C2 1000m 26 13 C2 500m 26 13
合計 123 70 合計 123 70
男女合計 246  140

 

GLOBAL QUALIFICATION COMPETITIONS – 170 ATHLETE QUOTA PLACES

最初に決定される170名の出場者の枠は以下の表の通りです。

男子

種目 世界選手権
2019
ホスト国枠 選手定員数 ボート定数
K1 200m 5 5 5
K1 1000m 5 1 6 6
K2 1000m 12 12 6
K4 500m 40 40 10
C1 1000m 5 1 6 6
C2 1000m 16 16 8
男子合計 83 2 85 41

女子

種目 世界選手権
2019
ホスト国枠 選手定員数 ボート定数
K1 200m 5 5 5
K1 500m 5 1 6 6
K2 500m 12 12 6
K4 500m 40 40 10
C1 200m 5 1 6 6
C2 500m 16 16 8
女子合計 83 2 85 41

男女合計 世界選手権166席 ホスト 4席 選手定員170人 ボート定数82艇

最後の残された6つの席については、ワールドカップ第2戦の結果で決定されます。

種目 2020
ワールドカップ
ホスト国枠 選手定数 ボート定数
K1M 200m 1 1 1
K1M 1000m 1 1 1
C1M 1000m 1 1 1
男子合計 3 3 3
K1W 200m 1 1 1
K1W 500m 1 1 1
C1W 200m 1 1 1
女子合計 3 3 3
男女合計 6 0 6 6

選手権で上位枠が同じ国で埋め尽くされてしまったとしても、各国規定数以上の選手は出場できない。そのため、選手ランクが下でも出場枠の獲得はできる。

D.3.2.1 First Step – Qualification in the same boat class over two distances
Where an athlete qualifies for two (2) athlete quota places in the same boat class but for two (2)
different distances (Men’s K1 1000m and K1 200m; or Women K1 500m and K1 200m) their NOC
will be allocated the place in 1000m for men or 500m for women.
The remaining athlete quota place in the 200m distance will be reallocated to the next highest ranked
NOC in the 200m distance, not yet qualified.

D.3.2.2 Second Step – Qualification in different boat classes at the World Championship
Where an athlete qualifies for more than one (1) athlete quota place in different boat classes (i.e.
K1, K2, K4 or C1 and C2) at the 2019 ICF Canoe Sprint World Championships the athlete’s NOC
will be allocated only one (1) athlete quota place. This shall be an athlete quota place in the event
with the largest boat class out of the events in which the athlete qualified a quota.

用語:NOCとは?National Olympic Committeeの略語。オリンピック参加国が組織する、その国のオリンピック委員会。日本ではJOC日本オリンピックコミュニティ。

大陸予選

Events Europe America Asia Africa Oceania Athletes Quota Places Boat Quota Places

 

種目 ヨーロッパ アメリカ アジア アフリカ オセアニア 選手定数 ボート定数
男子
K1 200m 2 1 1 1 1 6 6
K1 1000m 2 1 1 1 1 6 6
K2 1000m 2 6 8 4
C1 1000m 1 1 1 1 1 5 5
C2 1000m 4 6 10 5
男子合計 35 26
女子
K1 200m 2 1 1 1 1 6 6
K1 500m 2 1 1 1 1 6 6
K2 500m 2 6 8 4
C1 200m 1 1 1 1 1 5 5
C2 500m 4 6 10 5
女子合計 35 26
男女合計 70 52

ホスト国の出場できる種目はK1M-1000m、C1M-1000m,K1W-500m,C1W-200mなので、それ以外の種目に出場するためには、世界選手権または、大陸予選で勝ち抜けなければなりません。K1M-200m、K1W-200m、他、二人乗り、4人の乗りのレースは世界の壁を越えなければなりません。カヌー、カヤックともに、ホスト国ですので、出場できる種目以外にも、席(シート)を獲得して、盛り上げてもらいたいものですが、どうなるでしょう。

前回のRIOオリンピックでは、誰もスプリント競技に出場できなかったのですが、あれから、JOCも東京に向けて力を入れているはずです。
もし、行けなければ、JCFのカヌー競技力向上は、予算を使うだけのシステムと言われてしまうでしょう。責任を取らない団体だけに、何も変わらないでしょう。そこが、一番の問題なのですが・・・。

発表資料のメイン部分だけチェックしています。
詳細は下記の資料をご覧ください。
翻訳追加するかは、時間があれば追記します。


=資料=
https://www.canoeicf.com/sites/default/files/2018-10_-_tokyo_2020_-_qualification_system_-_canoe_sprint_-_final.pdf
https://www.canoeicf.com/sites/default/files/tokyo_2020_canoe_sprint_progression_system.pdf

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