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学校クラブ活動と教員の残業を減らすには

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教育だからと、何でもかんでも学校に依存し、専門外の教育まで補わされてしまい、個人時間も減少する、まさに人権とは何かまで、問題が発展してしまうこの教員負担のもんだいについて、専門外のウエイトの大きいクラブ顧問に対する問題を考えてみました。

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この問題がテーマになって久しいのですが、いつまでたっても、この問題が浮上してしまうのは、何も解決していないからと考えてしかるべきでしょう。
では、どのように解決したらよいのか?
個人的に考えてみました。

教員は何でもできるスーパーマンではない

学校教員の過労死へ直結するような残業時間の負担の一つが、クラブ活動の顧問が大きく影響している。
また、クラブ活動に対しての親のクレームや、事故、責任部分が大きく、授業や教育、省庁からのレポートなど、過大な負担に加えて、かなりの作業量を求められてしまう。
そして、人間対人間の精神的、肉体的、マナー、対人など、そのほか発達途上の段階であるため、精神的な負担も大きい。

クラブ活動顧問負担軽減の現状

これにたいして、一部行政では、教員のクラブ活動への負担減策として、土日1日を含む週5運営と2時間枠という措置をとった。また、文部科学省からの指導員雇用を求められたが、行政からの予算割り当てが少なく、また専門的なクラブの指導員不足や指導員人間性の問題で対応しきれていない。
指導員への報酬が小遣い程度しかなく、クラブ指導専門家を著しく侮辱していることも、意識していない議会の現状。

時間的概要

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改善できるのか

CKNM的解決案

学校クラブ活動教育を公立学校はやめてしまえばよい。

クラブ活動は、一般の民間団体で対応する。
例えば、学習塾(勉強)、カルチャースクール(文科系)、スポーツ塾(運動系)、など
学生所属団体には補助金を支出し、学生への負担を無くすまたは減らす。

メリット

・教員の素人指導がなくなる。
 全く知識がないが、顧問割り振りされてしまったために雰囲気で指導している。
・クラブに顔を出さない顧問がなくなる。
 事故の原因のほとんどは、生徒たちの無理な行為や、浮ついた気持ちで調子に乗る。生徒間だけのために、危険への抑制声がけができないなど。
・専門的な指導が受けられる
 スポーツだけでなく、カルチャースクールなど、かなりの技術力を持った人がいる。
 固定的なクラブではないため、クラブの指導が合わない場合に、別のクラブへ加入し指導も受けられる。
・教師への不要な責任が減る
 クラブ活動というボランティアに近い顧問活動で、責任や、事故、クレームなど嫌な思いをさせられることもない。
・新たな雇用創出
 指導員として、専門的な者への雇用と、新たな法人の設立など。

デメリット

家計負担が増える
 スポーツを含め塾なので、それは当たり前にふえるが、参加するもしないも自由。
 しかし、市場が成立すれば、それは競争社会となり、クラブ員募集も大きなマーケットであるため、値引き合戦が起き、高度な人材確保も当たり前に起きる。高度な人材は高額な報酬につながり、指導員の生計が立てられる事に変わるだろう。
 現在でも一般クラブも申請すれば補助金はでるので、そのシステムを改善すれば負担は減るだろう。

私立学校

私立学校は独自のクラブ活動を行えばよい。
公務員でないため、教員はクラブ活動にかかわるも関わらないも自由であるとかんがえます。
労働基準法による、また衛生法により、一般雇用に関する法的な制約が存在する。
私立がより生徒を募集したければ、それぞれ専門的なコーチングを募集しなければ、この措置にたいして成り立たないのが理由である。

まとめ

すべてを整理しなおすことで、教員負担は減らすことが可能と感じました。
誰かにしわ寄せがきていることは、誰かが必要なポジションを作らない事で生み出される悲劇である。

スポーツに「タダ」無料を求めすぎている。
誰もができるスポーツですが、無料でやることも、有償で教育を受けることもできるのです。
なぜ、受験用の塾が有償でも、たとえ高額だったとしても、家計の予算をつぎ込むことができるのに、スポーツにはできないのか?
それは、子供たちの目標を親が聞いていれば、たとえスポーツクラブだとしても投資できるのです。
私の知り合いの大学生はサッカーに年間130万円ぐらいの費用がかかるといいます。学校への寄付や施設維持やコーチング費用などを負担しなければならず、毎月大きな額ですが、子供のためと共働きで頑張っていました。

ここで、高度なスポーツ教育でさえ、お金があれば、道が開かれやすくなっている現状があるわけです。
本当にスポーツ的な才能があったとしても、教育を受けられなければ、道が開かれずらい。
それを打破したいのが、国政での教育政策であるわけなのですが、改善が上手く進んでいません。

政府が目指しているのは、保健としての適度な健康のためのスポーツと、文化の高度化は国の高いレベルにあるという古い観念がスポーツにも影響し、オリンピックという幻想(実際世界ではカルトなスポーツ好きを利用した国同士の面目的戦いで、発展途上国ではほぼ認知されていないのが現状)で、スポーツ強人を作り上げたいという矛盾がある時点で、成り立たないわけです。

家庭が子供の教育に対して、どの分野に投資していくのか?
それだけなのです。
つまり、学校がすべてを受け入れる必要がない専門的な分野として、認知されているからです。
学校+学習塾
学校+スポーツ塾
学校+カルチャースクール
学校+独自の趣味

大人になってプロとして生きていくための教育。
社会人と一般に言われている会社員などの職業も、職人としての職業も、すべて対価がある以上プロなのですから。

政府も利権にしがみつきたいために、矛盾が生じてしまう。
維持するために強引な政策をいくらおこなっても、相手は人間。
人がそのポジションを求めるには、それなりの待遇が必要であるということを無視してはならない。

クラブ活動のデメリット

学校のクラブ活動だと、学生の卒業で引退となってしまい、競技をせっかくやっていたのに、一気にやめてしまう。
スポーツとして楽しむなら、外部クラブなら、ずっと続けることができる。
就職するから、スポーツなんてもう無理、時間もないし・・・。
今の、ゼロ金利時代、海外並の自己時間の増加を社会インフラとして求められている。
それが、達成しない限り、それも無理なのだろうか・・・。

言いたかったこと

結局最高の強さを求めても、選手引退後の道がないのでは、スポーツは自己満足のみの世界となってしまうが、
このように、プロがない世界だとしても、後身を育てる事が職業として成り立つシステムがあることが重要な意味だと思い、わたしは、この学校クラブ廃止の意見を書いた。

#学校 #長時間勤務 #クラブ活動 #教師 #ブラック #2018

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