2018ckslmtoyamanhkcup - NHK杯カヌースラローム競技2018

NHK杯カヌースラローム競技2018

スラローム
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2018年4月8日富山県の井田川で第41回カヌースラロームNHK杯が行われました。

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情報優先権を持っているNHKが4月15日にEテレで放送(画像は使えない)しましたので、レース所感とともにお伝えします。

2018年度シーズンについて
馬場昭江JCFスラローム強化委員長「この大会で選抜されたメンバーで、8月に行われるアジア大会の全カテゴリーでメダルを獲得する。9月のブラジル世界選手権でもメダルを獲得する。」

来年10月に東京オリンピック代表選手選考会が行われ、2020年7月に東京オリンピック大会が行われます。

■ドーピング対策
ドーピング事件があったため、スラローム競技でもドリンク保管所を特設した。
外には警備員と、室内には2名の女性係員と監視カメラがついている。

■コース
長さ約300m ゲーツ21(2,5,10,15,16、19)
Tem8度C、Wtem7度C winds SW:2.5m/s

雨や春先の温暖寒冷の影響で川や天気のコンディションがハード。気温も低く体は硬くなってしまうと思いますが、それ以上のパフォーマンスを見せて欲しいです。
所感は見ながらの初見ですので、細かい分析はしません。

NHK杯カヌースラローム 決勝(ファイナル)

女子カヤック K1W

都田輝夏選手(19)

フォワードパドリングのアングルがまともになった。2番へはスピードが足りずアプローチミス。FPがまともになったのはソコまでだった。いつもの日本選手独特のパドルがはいらない、パワー不足が5番前に全ての実力を露呈してしまった。ハンドリングのパドルが入れられずにスライサーでゲートを逃す。パワーが無いのでスピンで#11から#12へはグッド。(ベストでは無い)
100.78(#4:+2)
去年よりも良いのですが、世界で戦えるパワーが無さすぎなので、今を100の内20ぐらいのパワーと見えてしまう。パルのファスをもっと意識して効果を上げれば自然にパワーはついていくので、それ以上を補える補完を行っていけばと感じました。
ポインツ156.53

岡崎遙海選手

ON AIR無し
ポインツ102.78

竹下百合子選手(29)

パドリングが良くなってスピードが上がっている。
ボートをコントロールする体幹力がそれについていっていない。そのため、水流とボートスピードが速くなってしまうとハンドリングが追いつかない。車やバイクのレースならコーナーから吹っ飛んでしまう。
この高いレベルの選手でも世界に通じないのは、ストリームの中でパドリングできずにボートが揺れたままランし続けてしまう。
ゲートタッチについて言うつもりは無い。
ただ「うーん・・・」とうなってしまう。
もっといいコーチにつけば活ける素材なのにと、残念に思う。
ポインツ99.96

伊藤由佳選手(33)

6番横転、起き上がろうとしていたがそのまま流され、映像の角度では通過か微妙なところ、不通過の表示が出た。
そこからすごく良くなった。良くなってもう少しスピードアップできれば、世界と重なると感じたが、後半18番では完全に力尽きて失速。
ポインツ143.81(内+50)

横転は尾根を超える必須のパドル1発を入れないからストッパーに捕まりながらのアウトフローで蹴飛ばされる。
ストッパーで止められたときに抜け出すチャンスが1回あったのに、そこで前進よりもバランスを取りに行ってしまった。教訓だな。どちらをとるかの場面では、スピードラン>バランス+ランそのチャンスを見極めろって事ですね。リスクマネジメントが不足しているコースリサーチ不足。これが世界でボートが揺れてしまう日本選手の特徴でもある。コーチや情報屋が見抜いて伝えなきゃだめだわ。周りが悪い。

三島廉選手(20)

いいラン
ポインツ92.79

テクニックで次のステージに行けるランをした。この先のボートの挙動についてかなりレベルの高いトレーニングが必要となってくる。
そのレベルに入れば勝つ戦略としてのラインについて、何をどうすべきかのタイムに関わる分析の話ができる。
日本女子選手で初めてそう感じた。

矢澤亜紀選手(26)

出たしのランは良かったのに、フォームのスタイルにこだわって要らない動作をした。
#17はファールギリギリ。いいラン
89.00

最後の二人は良かったが、勝ち負けの差は、三島選手のランのパドリングに問題がある。もちろんパワーも違いすぎる。しかし、パドリングが一番の差。他の細かいところは言うつもりは無いが、そこから直せですね。


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3度目の優勝の矢澤亜紀選手「決勝で2つのペナルティーは悔しい。優勝できてうれしい。3連覇は意識しないようにして、しっかりと今やっていることを試合で出せるようにと決勝に臨んだ。オリンピックまでに良い流れを作って、オリンピックに向けて調整していきたい。」

男子カヤック一人乗り

瀧口将矢選手(16)

体が大きいのが良い。将来に向けてこの年齢でこのランができるなら、今後もっと良いコーチがいれば、世界のファイナリストの常連になれる可能性を持っている。
細かく気になるところはあるが、16歳に何かを外から言うつもりは無い。
81.46

佐々木優選手 すぐる(31)

スタートから面白い(興味深い)ランをする選手。10番のスキッドも面白い。
彼が考えたランができたのではないかと感じさせるランだった。
78.48

齋藤康佑選手(16)

2番の原因がわからない。ボートのセッティングを変えたのか、シュートからのバウのバウンドが思ったよりも早く立ち上がったように見えたのは、ボートのバランスを後ろにずらしたのでは無いのかと感じる様なミス。ボートのフロートが強いからいつものコントロールができなかった???
#5もボートスピードとゲートの距離を感じ取っていなかった為、アプローチのディレクションミス。
馬場⇒動揺しているというが、私はしていないと思う。彼は目の前の事だけフルにやっているだけ。
馬場⇒ボートは暴れていると言うが、私はボートは暴れていないと感じる。スタンディングゾーンで加速した挙動でしかない。

#7はモニターで見る限り通過していたように見えたが、よくわからない。
後半は体力切れ。16歳でNHK杯を捨ててもそれほどたいしたことでは無い。ミスしたレースで学ぶことは多い。大きな大会なら自分に刻まれる事で同じミスにならないような思考が働く。
レースは悪くない。
そんな勉強できる日になって良かったと思えばいい。
143.85

三島遊選手(15)

ヒップフリップができるとは驚き。姉の廉選手よりもボートは走っているし、ハンドリングも遙かにいい。
体が子供で軽い選手だからできる操作をしている。今後スポーツ体形になってきたときに対応できるように今からスケジュールを組んでうまく体を作っていって欲しい。評価は3年後になるだろう。がんばってね
81.27

小島大地選手

ON AIR無し
188.16

足立和也選手(27)

彼のレベルになると見てしまうのが、海外の選手が同時にスタートしたときに他選手のランと重なる映像。
彼の狙っているゲートの通過と、見えない私に見える選手の通過の違いを楽しんでしまう。
初見でいい悪いは言えない。気になる点はあるが、それよりも、練習の時と雨が降ってからの流れの感じが変わったのをレースをしながら、なんか違うなとランしているように見えた。
たぶん想定ではもっと行けてたのだろう。
75.53

佐々木翼選手(35)

今ひとつ生彩を欠いていた。うーん・・・。
85.23

田中雄巳選手(16)

意気込みすぎた。
彼も、体を作ってからなので、評価はまだ先。がんばって。
134.14

矢澤一輝選手(29)

年々雑になっていく様に見える。彼は、競技よりも、他の心配事が多いのでは無いか?
彼にとってはスピードが遅い。流れを探りながらランしている。
78.10
馬場⇒波の高いところで回転してしまっている。
ちがう、これは高いところで回転することによってターンシーケンスを下げる技がある。波の高いところでは無く、波の奥行きが少し手前でターンに入った、入ってしまったのは、ストリームに押されたからかもしれない。もし彼が意識的にこのターンをしたなら、いいチャレンジだったと思う。

吉田拓選手(29)

#11ゲート不通過、私の本にも書いたやってはいけない通過方法。攻めて意識が飛んだときにやってしまうのだろうが、基本だけに、無駄死になのが残念。
ドイツで合同練習なのに、ティアドロップ??なにを練習していたのか?


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優勝した足立和也選手「レースはとても良いレースだった。ペナルティが無かったのが、とても試合に影響したんじゃないかな。」
「東京オリンピックには、なんとしてでも出て目立ちたい。」

何人かのジュニア(18歳未満)選手達は世界で戦えるほどのできでは無かったが、今後フランスオリンピックぐらいには期待を抱かせてくれそうだった。

女子カヌー一人乗り C1W

優勝 八木愛莉選手(23) 108.86
レース#2で見る物なしが判明。
2位 三島廉選手
3位佐藤綾乃選手

男子カヌー一人乗り C1M

羽根田卓也選手「今から東京オリンピックにむけて助走をつけて羽ばたけるように今年が大切な年になっていくので、そのスタートをこの大会で切レレバいいなと思っています。」

池田拓也選手

ON AIR無し
125.98

加藤哲平選手(35)

この水流をコントロールできるスキルが不足。
100.99

谷口和也選手(31)

ボートディレクションの決めが良い。ただ、スピードが無い。
そつなくこなした。
84.88

羽根田卓也選手(30)

想定ラインどおりにランしただけ。早くは無い。
82.82

佐々木将太選手(25)

佐々木選手はラインにのると待っちゃう悪い癖がある。それが積み重なるとタイム差がでちゃう。もったいない。
こういう大会でもっとアグレッシブにチャレンジして欲しい。正しいラインとはをわかっていないとつまらないミスをする。
84.45


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優勝羽根田卓也選手「去年と同じくこの大会で優勝ができた。アジア大会も頑張りたい。オフシーズンに室伏広治さんに色々教わりながらトレーニングをさせてもらって、新しい技術や知識をカヌーに生かせている状態なので、今シーズンが楽しみです。2年後まで迫って東京オリンピックの雰囲気も高まってきたし、僕も本気のエンジンをかけなきゃいけない時期なので、今シーズンは東京オリンピックにむけていいスタートを切れればいいなと思っています。」

それ以外

コースセッティング

今年の井田川は改築して、雨が降って増水したときのスタンディングをたぶんわからずにゲートを設定したように感じた。
その増水を見込んだポールの高さが、逆に水面から浮きすぎていて、普段ならタッチのくぐり方も抜けてしまうと言う状態。
セッティングと天候と増水は自然コースでは難しいモノですが、ちょっと高過ぎじゃ無いのか?

馬場強化委員長

解説の馬場さん、昨年までは糞みたいなことばっかり言っていたが、今年はずれてはいるが、少しはわかってきたようで、大きなずれたことは言っていない。
強化委員長がプレイヤであっても、根本が素人のままじゃ話にもならないが、まだその域を抜けていない。
用語ぐらい勉強しておきなさい。
よくこんなレベルを日本の強化委員長にしているなと毎年ガッカリするような印象は今年も変わらなかった。組織内の政治力なんだろうな。

NHK映像など

NHK映像、去年は気持ち悪い映像だったが、今年はコースを直したせいか、撮り方も悪くない。レースとして見れるが、あと少し改良して欲しい点はある。

観戦料5000円

入場を抽選でしかも5000円だったのですが、コース全体を横からを映すとガラガラのようですね。
映っている人、近所の人ばっかり・・・。

今年も、見たのでもう録画は消してしまうつもりなので、後からどこがどうとか聞かれてもわからない。
この記事も、いつものごとく適当な期間を載せてから一部だけ表示する予定です。


何年か前は道具の間違った選択を指摘
去年まではおかしなパドリングを指摘
徐々に良くなってきたが、基礎が連盟自体に無い為、このWEBからの情報で直すのは残念すぎでしょ。

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