ワールドウォーターデーが始まってから今年で25年目となりました。このプロジェクトは世界の水の安全性を高めて、世界中が生きてゆくために必要な水資源で不自由しないような未来を作ってゆこうという試みです。
今年2018年は3月22日にブラジルのブラジリアでフォーラムが開催されます。
奇しくもRIOオリンピックでは大腸菌がうようよのゴルフで水上競技のレースをしなければならなかった事が思い出されます。
World Water Dayとは
2018年の世界水のテーマは、「Nature for Water」です。21世紀に直面している水の課題に自然に基づく解決策を模索しています。
ダメージを受けた生態系は、人間の消費に利用できる水の量と質に影響します。 今日、21億人が安全な飲料水なしで住んでいます。 彼らの健康、教育、生計に影響を与えているのです。
持続可能な発展目標6は、2030年までに誰もが安全な水にアクセスできるようにすることを世界に約束しており、自然環境の保護と水公害汚染の削減という目標を含んでいます。
Nature for Waterとは
今年のテーマ「Nature for Water」では、自然を使って21世紀の水問題をどのように克服できるかを探究しています。
気候変動に伴う環境被害は、私たちが世界中で見ている水関連の危機を引き起こしています。 洪水、干ばつ、水質汚染はすべて、荒廃した植生、土壌、河川、湖沼によって悪化しています。
私たちが生態系を怠ると、生き延び、繁栄するために必要な水を皆に提供することが難しくなります。
自然に基づくソリューションは、私たちの水の課題の多くを解決する可能性を秘めています。 私たちは「緑の」インフラストラクチャーでこれ以上のことをし、可能な限り「グレー」のインフラと調和させる必要があります。 新しい森林の植林、農地へ河川の引き込み、湿地の復元は、水循環を再調整し、人の健康と生計を改善する計画を進めていく必要があります。
活動内容については下記のWEBをご覧になってみてください。
http://worldwaterday.org/
