RIOオリンピックのコースを設計したチェコの工科大学でしたが、今回の東京オリンピックのコースも同じ設計者となった模様。
ＴＯＫＹＯ ＭＯＤＥＬ
Jaroslav Pollert さんによると、東京モデルの設計実験を開始する予定がわかりました。
現在流水実験設備を作成中で、この後モデル棟は明らかになる。
東京もストレートコースのようで、RIOオリンピックのモデルを改善したコースになるかもしれません。
しかし、ストレートコースは、緩急が少なく、EUではプラハなどに代表されるようなコースですが、これは、観客が目が肥えていないとわかりずらいコースなのです。
そしてRIOは設計段階で私は図面をおこしましたが、実践で、やってみると、シュートごとのセクション間隔が狭くいまひとつのような気がしてなりません。
コースの雰囲気
写真を見ると、セクションごとに大き目のシュートを入れて３つに区切っているようです。
キャナルの幅をやや広めにとってあり、スクエア型のプールエリアにボイル用のボトムをいれてスタンディングをつくるようです。
RIOの設計ミスを生かして、ストローク長を伸ばしてきました。
このスタイルだと、流水スピードの違いによる、同じスタイルの展開になってしまいそうなキャナルのフレームに見えます。
実際にオークランドのモデルと似ているために、東京モデルとしていますが、この先の経過を見てみないと、今のところ良くわかりません。
同じ研究所作成のイタリアIVRAの実際の川の横に作られたキャナルタイプのスラロームコースの３Dに起こした地形モデルですが、河川幅なども含めて、人工コースとは比べ物にならない複雑さが、自然VS人間の面白い対決ショーとなるのですが、こういうことは東京ではしないようですね。
新しいスラロームコースの製作設計に関わりだしたという動画。
コラム レガシー！？
「レガシー」なんて頭になかったのね
こういうコースこそ、日本の設計者が作成することが大切なレガシーなのに・・・！
このスクープが本当でないことで、本来のレガシーを忘れた悲しいものでないことを祈りたいですね。
しかし、東京ゲームスと言っているので、ほぼ間違いないですが・・・。
東京都は海水を使わず、淡水で行うと明言していますが、このコースは相当な水道代がかかりそうです。
