フリースタイルというと、ショートカヤックでストッパーで飛んだり跳ねたり回転したりと思い浮かべる人も多いと思います。
しかし、オープンカヌー(カナディアンカヌー)でもフリースタイルと言う物があるのです。
フラットウォーターでのフリースタイルとは?
北アメリカ系などでは結構な数のカヌーフリースタイルのようなクラブが存在するのですが、これらのテーマは、「いかに優雅にカヌーを乗りこなすか」というものです。
カヌーを限界までリーンをかけてキール面を減らし、少ないパドル操作でも回転や移動するテクニックなどをするのです。
クラブチーム内で大抵は年配の人が楽しんでいるようですが、これに音楽をつけてフィギュアスケートのように演技をするというクラブもあります。
カヌーダンスと言う人もいます。
カヌーダンスとフリースタイルはまた微妙に違う。
カヌーダンスとは?
基本的にモデレートなロッカータイプにシャローアーチのボトム形状の木製や現在の形状のオーソドックスなカヌー(カナディアン系)を使います。
パドルは長めのナローなブレードとリラティブで短いシャフトをつかっています。オッターテイル形状のタイプは人気があります。(分かりやすく言うと、パームグリップの木製パドルのパル面が長くシャフトの長さと同じぐらいのモデルやそれよりもやや小さめのパルでシャフトを気持長くしている、または四角系のオーソドックスなパドルもあり。)
カヌーテクニックでの違い
操法的なルーティーンとルティーンダンスは違います。
この説明はかなりマニアックすぎるので、書いてもわからないかもしれません。
一応説明すると、ルーティーン自体は時間経過の中での操法などに関連するまたは関連しない動作の循環運動の一連の携帯の結合の一つでバリエーションは何百通りと考えられますが基本的な軸になると考えられる操作がいくつかありますので、簡単に紹介。
例えば、3艇での中心軸となるボートと、それに相対するボートが2艇。
中心のボートに対して直角位置にあり、それが円弧状にターンします。
中心のボートの回転方向CCW,と相対するボートの回転方向CWにした場合、円弧状にさらに進む方向を取ることで、単純さから一気に視覚的な複雑なものと変わります。これをHスタイルピヴォットのローテーチングといいます。
マニアックすぎるので、説明終わり・・・。
カヌーダンスは別の機会に。
カヌー フリースタイル
クラブで楽しんでいるコンテストの模様の操船者ソロでの動画をいくつか紹介します。
パイレーツオブカリビアンの曲に乗せた演舞。
オペラ座の怪人のテーマ曲に乗せた演舞。
格好はオペラ座の怪人風だが、ストーリーは入っていない。パイレーツ同じじゃねーか!とか言わないで見てあげてね。
ペアでの演舞。
フリースタイルは、ナルシスさをいかに表現するかという感じがしますね。