スロバキアのカヌー男子チームのスラロームのリオRIOオリンピックの出場権に関して、スロバキア連盟が代表者の発表をしました。
自国にすごい選手が多すぎて困る
当然ですが、それについてオリンピック選考に異議をかんじている多くの国があり、このスロバキアでも大噴火。
まずC1Mカヌースラローム 一人乗り男子
Michal Martikan,Matej Benus, Alexander Slakovskyの３選手
世界選手権
準決勝レース結果は
２位 ミハール・マルティカン ９３．４２
５位 マテイ・ブナス選手 ９６．５８
６位 アレキサンダー・スラコフスキー選手 ９７．３８
決勝レース結果は
５位 アレキサンダー・スラフコブスキー選手 ９７．３３
６位 マテイ・ブナス選手 ９８．６２
１０ ミハール・マルティカン選手 １４６．８４
代表選手をスロバキアはスラフコブスキー選手と決めたようです。
オリンピックのおかしなシステム！
会見のコメント
スロバキアでは、金メダルを取れる気配もない選手達がオリンピックに出てくるのに、金の可能性を持っている者達がでられない事は、最高のステージとしての位置づけのオリンピックは、その選考方法でよいのか？
と激しい噛みつきから始まりました。
いくつかのスポーツでは、トップ選手がブラジルRIOオリンピックを欠場する事が発端となり、最大の報復措置としてスロバキアが出場しないことで、システムを悔い改めさせることになる可能性もあるとしています。
夏のオリンピックの象徴として、スラロームは７つの金メダルを持つ競技として強く広めていることをもっと押すべきで、スラローム競技は私たちの誇りでありますが、トップレーサーのほとんどは、リオに行くよりも多くが自宅にいることは明白です。
現在のルールでは出場資格は１国１シートが原則ということになっています。
先日終了したワールドカップでは最終的にC1男子ではマティブナス選手が我が国のカテゴリーで最強選手と決めたのです。ブラチスラバ生まれの彼のシーズンは本当に素晴らしいもので、国内予選で勝利したことを祝福しなければなりませんが、２０１６年のオリンピックの為のプランを見つけ出すためには、世界で最もひどく乱雑なシステムの為に、C1男子の３人ともメダルの獲得の可能性があるのにもかかわらず、競争できないことは理解ができません。
オリンピックの出場選手数の割り振りなどIOCの愚行によって決められているが、数値だけを維持したいが為に、主要競技に大きく割り振っている。その根拠は何なのか？結局単なる国の為の数合わせであって、メダルに関われそうな多くの競技者を捨てているのです。３０名で仕切る必要があるのでしょうか、４０名にすればもっとより多くのメダルの期待が持てる選手が参加する事でしょう。
オリンピックで本当にメダルの獲得の可能性のある選手を選ぶために、国では５０人のアスリートを選んでいます。
アレキサンダー選手は１０年以上世界的なリーダーとしてプレイし続けているが２０２０年の東京オリンピックでは３８歳となり、おそらく参加できないでしょう。ミハール選手は５つのオリンピックで５つのメダルを持っていますが、いまだ衰えない彼のスタイルはトップフォーラムから、いまださよならを言い渡されることも無い伝説の男として活躍しています。
スロバキア以外でも、強力な選手を抱えている国は多く、このおかしなシステムのおかげで自宅に座ってTVを見ているしかないメダルの可能性を持つ選手達を考えた場合に、認定のプロセスを変更する何かをする必要があるのです。
翻訳：fochmag.tokyo
原語をフランス語に変えてもらったものを訳しているので、「決定的なフレーズ」ちがってたらごめんなさい。数字的な部分などはニュアンスに変えています。
RIOオリンピック問題。CKNMが書いていた通り、選考基準問題が世界各地から噴出し始めています。
