rio olompic - リオデジャネイロ・レガッタ汚染問題第3弾 あと1年

リオデジャネイロ・レガッタ汚染問題第3弾 あと1年

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ブラジルRIOリオで2016年に行われる夏季オリンピックのスプリントコースの問題について。
世界中に汚染状態のひどさが指摘されている、カヌーカヤックのスプリントのコース、漕艇のコースであるレガッタ。2015年の8月になり、来年の夏までに、この汚染は解決されるのかと、問題は再浮上しています。

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汚い話ですが、生活排水に加えて糞尿で汚染させた海で、ボートを乗ることになるのです。
調査によって明かされた現状について。
もはやウィルスや細菌のレベルは高危険度なレベルに達しており、発熱、おう吐、下痢などに見舞われてしまうのではないのかと選手達はうろたえている、リオにも国際的な専門の調査員はいるが、それについて調査は行われているのでしょうか?

今回初めて、ウィルスや細菌について包括的な調査が行われました。

ありえない程の水の汚染は下水処理を行っていない為で、これはブラジルではよくみられる光景なのですが、それらは流れにのり、川底にたまりながら海へ進んでいくのですが、この競技場には水の出口の管理場所が無く、ここに汚染水がたまってしまうのです。

その汚染レベルは南カルフォルニアのビーチの170万倍という最悪のレベルを通り越したものであったことなのです。
ブラジルの政府は未処理の下水についての問題に数十年という長い期間問題になりながらも、解決しておらず、リオデジャネイロ空港に降り立ったときにはその悪臭がビジターを襲うのです。
未処理下水についての環境調査を海洋生物学者がいくつかの方法で試験し結果を検討するものとなりました。

これまで、ブラジル・リオのオリンピックで使われる湖について環境事務局は水質検査のウィルスレベルのテストをしていなかったことが判明したのです。

オリンピック関係者はリオ州の環境機関について、対応するよう来ています。
多くの国でそうであったように、厳密に水質の検査とモニタリングを行って来たのにも拘らず・・・。

水に含まれるウィルスをなくすことは、限界まで行われていく必要があるため、継続して続けなければならず、それは人間がそこで水と接触したときに健康を害するレベルになってはいけないのですが、そのウィルスが与える影響についてのデータと基準を持っていないのです。

オリンピックよりも先に行われる、漕艇の世界ジュニア選手権はこの場所が会場となっており、また、トライアスロンのオリンピック予選イベントではこの汚染水で泳ぐことになり、セーリングや水泳のマラソンなどのテストイベントはオリンピック以降にも予定されているのです。

205か国から1万人以上の選手が来年のオリンピックに出場することが予定されていますが、そのうちの1400名はこのロドリゴ·デ·フレイタス湖の汽水域で行われるのです。

しかし、オリンピックのウェブサイトには「オリンピック後は地域に環境保護や情報通信の基盤やリハビリテーションにもかかわる重要なインフラとして残っていく」と書かれています。
多くのオリンピックが終わった後の施設は世界を見ても先進国では将来を見越した活用に転換されていますが、その維持費用によって持ちこたえられずに消滅や、早期解体など、インフラは夢の戯言となっているのが現状ですが、オリンピックは理想論と現実をつなげられない舵の取れない巨大な船となっているのです。

Vera Oliveiraリオ知事の機密広域水質モニタリング長は、水質についてのオリンピックレイクのウィルスレベル等について責任があります。

オリンピックに関連する場所での多くのサンプルを元にロタウィルス、エンテウィルス、糞便大腸菌群の3つについてチェックしました。

結果は、感染型のヒトアデノウイルス、これは激しさを通り越すようなゲリや嘔吐を含む呼吸器や消化器の病気に繋がるものです。最悪心臓や脳などの疾患に繋がる可能性を含んでいると良く知られているものだそうです。

多くのサンプルを取ったエリア、の最少汚染地域であっても、ウィルスの濃度は大差ないという結果が出ました。

選手がこの水をコップ3倍触れた場合に99%病気になる可能性がある。これは霧を吸い込んだ場合、多くの肺活量で運動する選手達は簡単にその量を体内に含んでしまう。また口、目それいがいの穴や傷から体内に入ることができるものなのです。

(つづく 第4弾49ersセーリングチームが見舞われた事件に)
※この記事について第1段2段はまとめてカヌーカヤックニュースマガジンに掲載されています。


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