60th INTERNATIONAL CANOE SLALOM MERANO 2015
2015年6月7日イタリアノ メラノでカヌースラロームレースが行われました。
カテゴリーは、K1男女、C1男女、C2男子
参加費 ICFランキングレース + 60回国際CS大会合わせて15ユーロ
コースは河川コースで Gilf地点から Roman Bridgeまでの間の250m。
流れのレベルは3~4
トレーニングは4日10時から
ルールは2015 ICFルール と レギュレーション に準ずる
当日のゲート設定はゲート数18、アップ6つ(2,5,7,10,15,18)
川幅が広いこのコース、つまり水量のパワーが大きくパワーを必要とします。スタンディングができた場合の通り方で、荒れた水面からのゲートへのアプローチがタイムに直結します。また、バックウォッシュのパワーが大きくなる可能性があるので、カヌー操者は捕まってしまうと体力を相当消耗されてしまいます。
==ゲート解説==
※上図の岩の位置はむりやり縮めたためにちょっと違います。
スタートは上流から下流に向かって右岸から
1番:川中央へポジション指定ゲート
2番:シュートを降りてバックウォーッシュ後ろのアップゲート。アンカーが遅れると、流れがあるので、登るためのタイムロスが生まれる。
3番:カレントへ
4番:大きい岩の後ろを通って右の流れのシュートを利用するためのガイドゲート
5番:Sラインで抜けていく岩の横のアップゲート。ここも素早くシュートから岩の後ろにポジション移動が必要。
6番:Sラインからの方向転換を求められるダウンゲート
7番:傾斜の緩めで長いタンを下った後のBWのアップゲート。ここも流れがあるのでシュート後の急ターンができないと、登りでのタイムロスする。
8番:ターンした後のハンドリングを求めるシュート入口のゲート
9番:8の後からスタンディングがあり、跳ねるルート
10番:アップゲート。カレントのトラベルゼの後の小さなシュートの後ろのゲート。観客が近いので注目される。ここも流れがあるので、ターンがクイックでないとタイムロス。
11番流れが速くなるカレントの始まり。
ここまでのアップストリームゲートは、下手なほど疲れる仕組みになっており、そしてタイムも大幅にロスをするので、ルートアプローチのミスしだいでそれぞれのゲートでの格差が大きく出てしまう。
12番:スタンディングゾーンの始まり。
13番:右へ
14番:左へ。スタンディングのエリアの横幅も広い。
15番:バックウォッシュ後ろののアップゲート
16番:岩の横を通る安全への配慮ゲート
17番:スタンディングゾーン終了
18番:二股に分かれたカレントの岩壁にあたった流の後ろのアップゲート
フィニッシュ:静かな水面をパドリングで結構な距離をダッシュする。
アップストリームゲートで力尽きた選手はこのラストランが辛そう。
スラローム選手の基本も見れ、雑なパドリングも目立ってしまう。
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http://www.federcanoa.it/velocita/test/doc_view/4534-06-07-giugno-2015-60%C2%B0-international-canoe-slalom-merano.html
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http://www.federcanoa.it/velocita/test/doc_view/4534-06-07-giugno-2015-60%C2%B0-international-canoe-slalom-merano.html
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