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琵琶湖の水位が下がり続けている

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琵琶湖と言えば カヤックの名所。トレーニングエリアもあり、アクティビティだけでなく、アスリート達にとっても大切な場所です。

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そんな琵琶湖の水位が下がり続けています。
2023年11月28日のニュースではこの問題が各紙で取り上げられています。その真意はどれだけ緊急事態なのかも調べてみました。

水位が下がることで懸念されている、人間の生活、そして水体型の生物たちにとっても大きな問題となります。
淀川水系流域委員会では以前からこの生物の問題を取り上げ、そして国は法律を制定し自然環境の保護を最大限に行えるようにし続けています。
また、ダムといえば飲料水や洪水対策などを行っている水資源機構、こちらでも水位低下の表示がおこなわれています。

水位低下の原因は台風や雨などの天候に大きく左右されてしまい、雨天が想定以上に無かったことから琵琶湖に影響が出ています。事前に水位確保の放水調節などが行われていますが、緊急事態という感じが強くなってきました。生活飲料水は関西圏で大きな影響力を持つこの琵琶湖水系では、限りある資源を大切に使うことをアピールし始めています。

昨今関東地方では、夏場のダム水位の低下の話がへってきましたが、久しぶりに危機感が増しています。

琵琶湖の計画水位

琵琶湖の水位管理は国土交通省が瀬田川洗堰の放流量を調節しているのです。この水位の基準は河川上流下流の人達による合意の基にきめられ、琵琶湖の水位維持に配慮した水位調節を行うことになっています。洪水期には水位をあらかじめ下げておくことにより梅雨や台風などによる洪水時に琵琶湖の水位上昇を低減するように調節しています。この水位を洪水期制限水位と読んでいます。しかしながら、現在、水量が減っており、その調節水位を遙かに下回った状態となり、利用低水位と呼ぶ利水の為の最低水位、さらにさがると、補償対策水位となります。滋賀県は「水位低下連絡調整会議の設置について」を11月27日に設置しました。
琵琶湖の「近年の渇水状況」資料では11月~12月にかけて60cm台に踏み込んでおり、近年では平成6年度のマイナス123cmという過去最低水位があり、その時は取水制限が第3次まで行われました。
それ以外では、第1次取水制限が平成12年と14年に行われている以外はありません。
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結論
メディアは煽りすぎ!?かな。資料では11月~12月にかけて60cm台になることは何度もあったが、12月中旬には特別な対策会議も終了していたケースが多い。琵琶湖の水位低下は平成19年度以来、令和3年まで無かったためある程度安定していました。ところが、今年も低水となり話題となっています。低水となると、その数年間は低水が続く傾向が見られます。そのため、「あぁ、未だ大丈夫だ」と感じるのでは無く、数年間はこの低水の恐れがあるから、水を大切に使おうという気持ちで過ごしたらよいのではないでしょうか。

出かける前に、事前に問い合わせをしておこう

スポーツにも影響が出てくるかの瀬戸際となっていますので、釣りをするカヤッカーやスプリントプレイヤーなど情報を注視しておきましょう。
国土交通省X

====追記===
2024年3月29日(金)水位が+13cmとなり、例年通りとなりました。


国土交通省近畿地方整備局に水位情報が記載されています。
https://www.kkr.mlit.go.jp/biwako/index.php
水資源機構
https://www.water.go.jp/honsya/honsya/jigyosyo/index.html
滋賀県水位低下連絡調整会議の設置についての資料
https://www.pref.shiga.lg.jp/file/attachment/5438309.pdf

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