2022年6月16日ICF国際カヌー連盟は、2023年度に行う予定であった中国でのジュニアとU23のカヌースラロームとワイルドウォーターの世界選手権を武漢コロナウィルスの蔓延が収まらない中国に対して大会イベントを中止することを発表しました。
中国のカヌー協会自体もコロナの状況の改善の見込みが立っていないことを認めており、福建省にて行われるイベントでも渡航制限が解除される見込みは難しいものがあるとしています。そのため、再分配について同意をしており、新たな開催地を募集することを承諾しました。
ICFジャンミッシェルプロノさんは中国カヌー協会が早めの決定を行ったことについて評価している。パリオリンピックまで1年となる大会でありました。アジアでの世界選手権やワールドカップの開催も否定しません。アジア地域の開拓を推進していただくことに異論は無いとしています。代替え地開催の入札プロセスを再び行うこととするため、なるべく早めにホスト希望とされるメールを7月15日にまでに送信してほしいとのこと、
このイベント自体世界で行われることを知っていたのはあり得ないほどの少数であることは検索ヒット結果でもわかりますので、中国では全くダメージはない模様。
もしかしたら、全く使われていない葛西のスラロームセンターが再び利用される可能性がでてきました。ワイルドウォーターのクラッシックをどのように開催するのかを解決する必要がありますね。