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室伏広治やっと国民のスポーツを理解してくれてうれしい

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室伏広治氏は現在スポーツ庁長官として活動している。このたび、彼は小学生の全国大会開催への意味に疑問を投げかけました。

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2020年度から公益財団法人全日本柔道連盟は全国小学生学年別柔道大会を中止しています。その原因はもちろんコロナ蔓延による感染防止対策であるとしています。
今年で3年連続開催中止となったわけですが、今年度の広報は中止ではなく廃止するとしています。
この原因は勝利至上主義にみる、児童への人権侵害問題と考えられ、未成熟な年令の子供達を大人が追い込んでしまうということが顕著となってきたわけです。

日本のスポーツの位置づけ

甲子園もそうだが、学生のクラブ活動で、多くがスポーツに未来の夢を持って臨んでいる。しかし、学校スポーツに向上されるようなシステムは存在しない。教師との兼務が今までのシステム。それをスポーツ庁ができてから、外部指導者の雇用をあげたが、結局外部へ求めても学校内で活動することにより、多くの制限がかかり、また制約と危険行為や障害につながる指導は許されるわけもない。何のシステムとした成熟への道がないまま、理想だけを行政側の指導として押しつけているだけが現状である。
スポーツとしている体を動かす行為は、保健であることは間違いない事実であるが、競技として活動してしていた人達にとっては、また概念の違うモノとなっている。
なぜ、国が多くの税金などを使いスポーツを支援しているのか?これを考えれば答えはすぐに分かる。体を動かすことにより、身体の健康を維持していくこと。これにより、医療だけでなく、人生を過ごすことにおいて、体を維持していく大切さは、年令が上がるほど、体が動かず、生活に支障を来していくこととなる。それを、身体の苦しい思いをできるだけせずに、毎日明るく過ごすためには体を動かす大切さがあるからであり、それを普及することが日本人の安心安全な社会へ繋がっていくということが理念なのであります。
競技の為に国家がお金を使っているわけではないのです。あくまでも競技は指標であり、スポーツのモチベーションへの一里塚とした位置づけでありましょう。国対国の威厳をかけた、文化の質の高さを競っていた、そんな時代は1980年に終わったのです。これはロスアンジェルスオリンピックを考えれば分かることです。
競技を突き詰めたプロとして興業をおこないギャランティを受けるこのシステムと、保健は全くの別物なのです。
人生数十年も生きていくうえで、自分に合った楽しいスポーツを見つけて生きがいの一つとすることは精神安定にも効果があります。また、一つの競技に縛られなくても興味があればどんなスポーツを楽しんでも良いのです。

カヌー カヤックは競技をやめるとやめてしまう人達ばかり

この、保健の根本的な意味を知れば、生涯スポーツとして、カヌーカヤックを楽しみ続けることはとてもすてきなことです。レクレーションであっても、遊びの大会であっても、それはスポーツを続けるためのモチベーションの一つとして存在するだけで良いことなのです。それを勝ち負けだけにこだわり、もう勝つために、またそれなりの成績を残すための体力がもたない、など、引退してすぱっと縁を切ってしまう人達が多いのです。ABS艇でも楽しめる大会はあるのです。それに参加して楽しむことでカヌーカヤックを続けていくことが、そのスポーツの繁栄にもつながり、多くのファンがいれば、そのカテゴリーは多くの友人達を生み、そして、生涯の思い出とも成るでしょう。レクレーションとして、静かな湖畔をゆったり漕ぐだけでも、緩い流れの川に乗っているだけでも良いですし、また人のプレイを見て楽しむということを行う人が少ないのですが、見て楽しむのもスポーツと言うことを思い出してね。カヤックはたのしいのですから。

子供はあそび、おとなも遊び、そして体力向上

2022年4月19日室伏長官「無理やり体重を減らすことは成長期にあってはならない。加熱しないための取り組みだと考えている。より健全で生涯スポーツとして楽しめる取り組みが大切だと考える。一つのスポーツだけでなく、色んなスポーツを経験してもらって、将来好きなスポーツをやってもらえればいい」

まだ、彼は競技者としての意地が残っている。しかし長官として国の決めた指針を飲み込めなくてはならないのが、彼のポジションなので、かなり、大人になった考え方に変わったと思うが、まだまだスポーツと行政だけの人生では、社会は分からないだろう。しかし、メッセージのインパクトは社会問題への切り込みを入れた業績は大きな意味がある。

大会主催者向けの「子供たちの全国的なスポーツ大会の安全・安心な開催支援相談窓口」の設置について
https://www.mext.go.jp/sports/content/000132944.pdf


資料

全日本柔道連盟による告知 全国小学生学年別柔道大会について

全国小学生学年別柔道大会について お知らせ 2022年03月18日
平素より当連盟の事業にご支援、ご協力を頂きありがとうございます。
さて本年より、全国小学生学年別柔道大会は廃止することと致しました。各位のご理解を頂戴するため、この判断に至った理由を申し述べます。
昨今の状況を鑑みるに、小学生の大会においても行き過ぎた勝利至上主義が散見されるところであります。心身の発達途上にあり、事理弁別の能力が十分でない小学生が勝利至上主義に陥ることは、好ましくないものと考えます。
嘉納師範は「勝負は興味のあるものであるから、修行者を誘う手段として用うべきであるが、本当の目的に到達することが主眼でなければならぬ」と述べておられます。また、「将来大いに伸びようと思うものは、目前の勝ち負けに重きをおいてはならぬ」ともされています。
本年2022年は、嘉納師範が「精力善用、自他共栄」を骨子とする講道館文化会の綱領を発表されてから丁度100年の節目の年に当たります。この際原点に立ち返るため、思い切って当該大会を廃止することにしたものであります。
なお、当該大会が小学生たちの目標となっていたことは事実ですので、改めて参加することを目標にできるようなイベントを開催したいと考えております。その詳細は、追ってご連絡致します。
https://www.judo.or.jp/cms/wp-content/uploads/2022/03/%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E7%94%9F%E5%AD%A6%E5%B9%B4%E5%88%A5%E5%A4%A7%E4%BC%9A%E5%BB%83%E6%AD%A2%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%EF%BC%8820220314%EF%BC%89.pdf


2020年度開催中止のWEB

【中止】2020年度第17回全国小学生学年別柔道大会 大会情報掲載(20.8.30)


2021年度開催中止のWEB

2021 年度第18 回全国小学生学年別柔道大会 (21.8.29)

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