2021年12月17日15時ごろ鹿児島海上保安部情報
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鹿児島県姶良市において重富漁港沖約２キロ辺りで、カヌー練習をしていた男性が遭難し、１１８番通報連絡から約80分後、海上保安庁の航空機が漂流中の男性を発見し、救助した。
救助後病院搬送したが亡くなった。
鹿児島地方気象台では湾沖について海域には強風警報を出していた。
救助された沖合付近では約１０メートル以上の強風だった。
練習は３人のカヌーで行っていたらしく詳細は確認中との情報。
死亡した男性は神奈川県在住のTTさん６０才とのことです。
PDFは装着確認されている。
通常の海上練習では、海外ではある程度の大きなエンジン付きの船舶が同行し、常に無線連絡を取りながら、シーカヤック、シーマラソンなどの競技のサポートを行いながらプレイしている。当然のことながらカヌー教育でも、当たり前のサポート方法の基礎です。
年齢も６０代では、運動自体も地獄に近い、３０代の人の体力の３０％もないだろう。
海は高い波がある。それは沖に出るほど高くなる。沖の強風は沿岸ではわからないが、常に吹いているといっても過言ではなく、又方向も気圧によって大きく変わってくる。現在フィリピン沖で数十万人の死者を出している台風がいまだ存在しており、気圧の流れから警報が出ていることも納得できる。
高い波の状態でボートに乗り込むことは、ありえないほどむづかしい。乗ってもすぐに倒されてしまう。だからこそ、サポートの為のエンジン付き船舶のサポートが世界では当然のセットとして行われているのです。
湾内だから安心していた?
琵琶湖などもそうですが、大きな湖であっても、高波が起きて死亡事故が起きています。湖面状況からの時間による変化の知識や、海の状態情報の確認などをおこなう必要性についての知識がなかったのかもしれません。
知識不足の勘違い行動をまねく？
風が強いと大きな波が起き、ダウンスキーというボートを波に乗せて進んでいく操法が可能なのですが、波がスクランブルしないことが条件です。
これは、一定方向に風の向きが決まって来た時に行うべきもので、その時に起きる長い波に乗るのです、風の長時間の一定方向の予想は事前に気象報告で分かりますが、湾内ではこの自然現象の規則性はとてもむづかしく一般の人では理解できないものである。
表面的な知識が過ちを促す例であるとかんがえられる。
知識も基礎よりもかなり高度なものが要求されるため、専門的なノウハウを勉強しないと海のライディングはむづかしい。
リスクマネジメント
知識不足もあるが、やめる勇気、とめる勇気、
海の怖さも川の怖さも、paddlerパドラーなら十分知っていても
想定外はおきるものです。
６０才で若い人に年寄り扱いされたくなかったために強硬したのかもしれない。
第3者として、大人として、カヌー教育を受けたものが付きそう必要性があるが、JCFはカヌー教育さえ持っていない状態。せめてこのような関連事件の時にメッセージを出すべきだろう。日本カヌー連盟の理事たちはカヌー知識だけでなく社会常識もないとみられている。
亡くなった方のお悔やみ申し上げます。
鹿児島海上保安庁
https://www.kaiho.mlit.go.jp/10kanku/kagoshima/
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カヌーカヤックジャパン最強ハンドブックには、リスクへの対策などについて、すべては書いていませんが、せっかくある程度の知識を学生でもわかるように書いていますので、ハンドブックだけでも目を通しておいたほうが、事故へのリスクの初歩ぐらいは理解できるとおもいますので、ご活用ください。
CKNMの方程式
（知識＋安全＋技術）×経験＝スキルアップ
急激な成長を求めず、徐々にステップアップをめざしましょう。
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