2022年にカヌー関連の競技は全競技に置いて本来あるべきスケジュールで進行できるようにしたいとICF国際カヌー連盟は発表しました。
武漢コロナウィルスの拡大により世界的に2年間もの間フラストレーションがたまるだけでなく、確実に開催できるのかも分からない状況でしたが、ICF国際カヌー連盟に関連する多彩な競技について、2022年のシーズンが始まれば、今までできなかったイベントなどを埋め合わせられるようにすると宣言しています。
10のICF分野（カヌースプリントや、スラローム、フリースタイル、SUP,ワイルドウォーター、ポロなどなど）すべての議長は、先週ローマで開催された会議で確認され、それぞれが2022年に設定されたイベントの完全なカレンダーでパンデミック前のレベルにスポーツを戻す責任を与えられました。
今年はいくつかの競技については、まだ大会を開催することができましたが、海外渡航の制限により、参加できたアスリートと国の数は大幅に減少しました。
2022年には、10の分野すべてで世界選手権が開催され、フィールドがいっぱいになることが期待されています。
オリンピックとパラリンピック以外のすべての競技は特に開催だけで無く、練習なども含め困難な状況でした。
ICFオーシャンレーシング会長のコリンシンプキン「すべての分野と同様に、渡航の制限は大きな要因でした。この分野は2021年に世界選手権を主催することに成功したのですが、世界最高のパドラーの多くは出席していませんでした。海外渡航が完全に認められるまでは、私たちの委員会は世界選手権の開催とこのイベントにつながるものについてのサポートする必要があります。」
ICFのカヌーフリースタイル委員会テリーベス委員長「規律が順調に進んだちょうどその時、それは完全な推進力と勢いを失いました。フリースタイルとは競争だけでなく人々が集うことでもあります。パンデミックの間どちらも不可能でした。いくつかの場所ではコミュニティをまとめていた緩い糸が壊れていました。これは、最初からやり直すことを意味します。」
カヌーマラソンは10月にルーマニアで世界選手権を開催しました。このイベントは、スポーツが公式デビューする来年のワールドゲームズの予選も兼ねていました。悲しいことに、武漢コロナウィルスCovid１９のせいですべての国が参加できたわけではありません。
マラソンチェアマンRuudHeijselaar「2021年のバスコブでの世界選手権は大きな挑戦でした。主催者にとって開催できるかどうかの判断も容易ではなく、イベントの1か月前でさえチャンピオンシップ開催への「青信号」はともりませんでした。しかし、最終的には34か国と600人以上のパドラーが参加する素晴らしいワールドカップを開催することができました。組織のすべての功績です。」
ICFで初の女性議長となったManuela Gawehnさん。彼女はブラチスラバでの世界選手権が成功した後、そして来年のフランスのトレニャックでの完全な世界選手権に先立って、ワイルドウォーター委員会を引き継ぎます。「私たちにとって、（武漢コロナウィルス中の）イベントの検証は、参加が不足していたために問題でした。私たちの現在の目標は、国、地域、国際レベルでスポーツを成長させ、すべてのレベルで競技の形式と種類を広げることで参加を増やすことです。私たちはヨーロッパ以外の競技国の数を増やし、ルールを簡素化して、誰もが新しいアイデアに対してよりオープンになるようにしたいと考えています。」
翻訳CKNM
先日のインターネットでも数日間放送された、選挙で新しいICFの委員達が選ばれたのを見た人もいると思います。
来年からの世界的なイベントを、超一流のプレイヤー達が世界中から参加し、しのぎを削る戦いが再び見ることができるのです。
みなさん、楽しみにまちましょう。
