２０２１年9月22日から26日までカヌースラロームとワイルドウォーターの世界選手権がスロバキアのブラスチラバで行われます。
カヌー スラローム競技は日本チームも参加しています。ワイルドウォーター競技は9月15日締め切りエントリーリストには日本選手の名前はありませんでした。
エントリー 日本チーム レース結果
齋藤 彰太選手 カヌー男子 MC1 158
カヌースラローム 男子競技
予選1
齋藤 彰太選手は＃５，＃６でゲートタッチ ＃２２を不通過となり予選1は49位 107.71 ＋54ペナ 161.71 +77.7
予選２は残り10名が通過できる。
齋藤 彰太選手はノーミスながら、22位となり 102.98 トップとの差 +15.99と、準決勝への進出はできませんでした。
エクストリームスラローム競技
エクストリームスラローム競技は9月26日予定となっています。
9月24日はトライアルラン（1艇づつのコース練習ラン）が行われました。
足立和也選手 カヤック男子 MCSLX エクストリームスラローム競技結果
予選7組 5番アップストリームゲート でイエロー。Fltとなり次戦へ進めませんでした。
エクストリーム スラロームとは
ICFがカヌーイベントの起死回生の競技として注目を集めようと必死にアピールを行っているのが、このエクストリームカヤックスラロームです。競り合うレースで誰が勝っているのかが一目瞭然でコース途中に簡単なハザードを設置してわかりやすいものに仕立てています。
パドルが他人にぶつかり合う可能性を持っていて危険さを感じてしまうのですが、カヌーポロと違い防具が無いことで、見る人が素直に入り込めない要因として残っていますが、この競技は2015年からICFに採用されて加療を常に行い続けています。ルールの変更が多い、現在模索中の競技で、未来にはオリンピック競技に押し込みたい狙いを持っています。
エクストリーム スラローム 簡単レースの進行解説
エクストリームスラロームは、一人乗りの数艇のカヤックが同時にスタートしホワイトウォーターを下り途中のイベントをこなし、最終的に一位になった人が勝ち。タイムは関係ありません。
選手は同じプラスチック製のクリークボートでレースを行います。
ボートはスラロームと違いショートボート（205cm～Max275cm）18kg以上の艇とダブルブレードのパドルを使用します。
ICFのイベントではスラロームコースを使っていますが、1分程度の走破時間の距離となっています。
スタートは、水面から2メートル以上の高さにあるランプから4人の選手が滑り落ち、一斉にコースに飛び出します。
そこからは、最初のブイまで激しいレースとなります。
選手はダウンゲートとアップストリームの両方のブイを通過しなければならず、タッチもOK。
また、エスキモーロールも欠かせません。選手がカヤックを上手に転がすには、短い時間しかなく、360度完全に反転させる必要があります。
失格となってしまう方法があります。フライングスタートを切る、ブイ不通過、危険なパドリング、割り当てられたエリア内でエスキモーロールを完了しない、などです。
優勝の決定方法はトーナメントで行われます。4艇づつのスタートで上位2艇がステップアップし次の4艇のメンバーとなります。それを繰り返し、
最後の4艇が決勝戦となり、優勝者が決まります。
ICFのイベントは8グループ（３２名）の予選トーナメントとなり、次は準々決勝4グループ、次は準決勝2グループ、決勝1グループとなります。
■エクストリームスラローム ルール
16.22 – ペナルティーについて
競技者は、以下の行為に対して、違反Fault（FLT）を受ける。
以下の行為に対しては、違反Fault（FLT）となります。
・フォルススタートFalse start
・競技コース内に設置された、ゲート（エクストリーム用）が通り抜けていない場合。
通り抜けない限り
– カヤックロールがゾーン内で行われなかった場合。
ゾーンで再ロールしない限り
– 360度のカヤック・ロールが完了しなかった場合。
再ロールしない限り
以下の場合、競技者は最下位となります（RLF）。
第 16.25 条に記載された安全対策に従わなかった場合、競技者は最下位となる。
16.25.
競技者は、以下の行為に対して、未完走（DNF）となります。
以下の行為。
– 転覆。
– 転覆したままでフィニッシュラインを通過すること。
Commenté [CN5]: Provisionally approved by the ICF BoD for the 2021 season
ヒント-negotiatedの言葉はニュアンスで考えるとわかりやすいよ。交渉するという意味だけじゃないので調べてみようぜ。
