２０２１年８月２０日から２４日までアメリカのオクラホマで行われたカヌースーパーカップの結果ダイジェストです。
ICF Canoe Sprint Super Cup ACA Sprint & Slalom Nationals August 20-24, 2021
３９歳のBeaumontボーモン選手がICFカヌー・スプリント・スーパーカップで3戦3勝を達成しました。
フランス人のマキシム・ボーモン選手がカヌースプリントのICFスーパーカップで3連覇を達成し、チェコ人のマーティン・フクサ選手が2度目の優勝を果たしました。
また、ウクライナのリュドミラ・ルザン選手、チリのマリア・マイリアード選手、ハンガリーのアダム・ヴァルガ選手、ドイツのコンラッド・シャイバー選手が優勝し、セルビアはクリスティナ・ベドックス選手とミリカ・ノヴァコヴィッチ選手が優勝して2冠を達成しました。
39歳のボーモント選手は、2023年のパリオリンピックに出場するかどうかは未定ですが、350メートルのレースでは、ハンガリーのK1 1000オリンピック銀メダリストのアダム・ヴァルガ選手と、2位タイのベラルーシのズミトリー・ナットチク選手を破り、勝利を収めました。
ボーモント選手「今日は一日中、私が最年長の選手だと聞かされていたので、私にとっては素晴らしい結果です。3回の優勝、ハットトリックはとても名誉なことです。」
この日、バルガ選手は、1000メートルのレースで金メダルを獲得しました。このレースでは、選手が水から上がってボートを担いで数メートル走るポーテージが義務付けられていました。
チリのマリア・マイリャード選手は、オープンウォータースイマーとしての経験を活かし、女子1000mカヌー競技で東京オリンピックの金・銀・銅メダリストを破り、セルビアのクリスチーナ・ベデック選手とドイツのコンラッド・シャイブナー選手は、カヌーマラソンの経験を活かして開幕戦で優勝しました。
ヴァルガ選手「マラソンは昔やったことがありますが、ずいぶん前のことなので、ポーテージレースを再びやるのはとても大変でした。でも、なんとかできたので、とても嬉しいですが、疲れました。東京からハンガリーへ、そしてハンガリーからここへと、すべての旅でとても疲れました。」
マルティン・フクサ選手は、2019年に中国・臨沂で開催された第1回大会で優勝し、その後の男子C1 500レースの激戦でもその結果を繰り返し、これで男子C1スーパーカップのタイトルを2つ獲得したことになります。
彼は、初めて照明の下でレースをする機会を楽しんだと言います。
フクサ選手「ここに来て、世界のトップアスリートたちと競い合えたことをとてもうれしく思いますし、これが世界選手権に向けての助けになることを願っています。」
ドイツのシャイブナーScheibner選手はフクザ選手に続く2位で、午前中に行われた男子C1 1000での優勝に続き、2つ目のメダルを獲得しました。
女子C1 1000では、東京オリンピック代表のマリア・マイリアード選手が、オープンウォータースイミングの経験を活かして、3人のオリンピックメダリストを含むライバルたちを抑えて優勝しました。
マイリアード選手「東京大会での不本意な成績の後に勝利できたことを嬉しく思っています。ここに来る前は、このレースのことをあまり知らなかったのですが、ポーテージが心配でした。でも、自分ではうまくいったと思っています。最初の350kmに向けてエネルギーを蓄えようとしました。なぜなら、自分は良いフィニッシュができると思っていたからです。オープンウォータースイマーとして長年レースに出ていたので、それが役に立ったのだと思います。オリンピックでは成績が悪かったので、ここで挽回でき、1位になることができました。」
セルビアは、2つの金メダルと1つの銀メダルを獲得した良い日でした。ミリカ・ノバコビッチ選手は、女子K1 1000でチームメイトのクリスティナ・ベドックス選手に次ぐ2位に入賞し、その後、350メートルのレースで金メダルを獲得しました。
ウクライナのLiudmyla Luzan選手も350mで金メダル、1000mで銅メダルの2つのメダルを獲得しました。
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