女性のカヤックスプリンターであるニュージーランド国のリサ・キャリントン選手は、2011年以来、カヌー200メートルスプリントの国際大会で負けたことがありません。
しかし、その代名詞ともなる女子K1 200ｍがオリンピックプログラムから次回はなくなってしまうのです。
2012年のロンドン大会で金メダルを獲得
2016年のリオ大会で金メダルを獲得
2021年東京大会で金メダルを獲得！？？？できるのか。
Lisa Carrington
今回、32歳の彼女は、4つの異なる競技でメダルを獲得する野望があるのです。
東京の厳しい暑さと、火曜日だけで準々決勝2回、決勝2回の計4回のレースをこなさなければならないことを考えれば、それはスーパーヒーロインでなければできない偉業だと思います。
しかし、だれもそれが無謀とは思わないのは、過去10年間、キャリントンの能力を知っているからにほかなりません。
8月2日火曜日のK1 200ｍ予選ヒートで楽勝し、ケイトリン・リーガルと組んだK2 500ヒートでも優勝した彼女は、直面する課題にまったく臆する様子はありませんでした。
リサ選手「計画を立てて、それを今日実行できたのは良かったと思いますが、明日からまた始めなければならないので、もっとやるべきことがあります。興奮しています。一度しか出られない人もいますが、私は4つの異なるイベントに出ることになります。いつも頭の片隅には可能性があると思っていましたが、アスリートとして変化し、トレーニングの幅が広がり、長く続けているうちに現実味を帯びてきたのだと思います。」
Ｋ１Ｗ２００ｍは2023年に開催されるパリのオリンピックのプログラムに組み込まれていないため、この種目は特に重要な意味を持っています。
リサ選手「この大会がなくなってしまうのは本当に残念です。この大会は私に多くのものを与えてくれましたし、他の多くのパドラーにも自分のスピードとパワーを表現する機会を与えてくれました。でも、イベントがなくなってしまうのは私たちだけではないと思います。」
出場種目と火曜日までの成績
・Canoe/Kayak – Sprint (K-1 – 500m – Women)
・Canoe/Kayak – Sprint (K-2 – 500m – Women)
Heats 1:43.836 Q
・Canoe/Kayak – Sprint (K-4 – 500m – Women)
・Canoe/Kayak – Sprint (K-1 – 200m – Women)
Heats 40.715 Q
ライバル選手たちのコメント
ハンガリーのドラ・ルッツ選手は、最も難しいと思われたヒートを制し、強力なチャレンジャーとして注目を集めています。
「準決勝への直接の出場権を得られたので、午後は明日のレースに向けて準備をすることができます。」
、2017年と2018年の世界選手権でキャリントンに次ぐ2位となったデンマークのエマ・ヨルゲンセン選手も、ヒートを楽々と通過しました。
「リラックスした状態で、オリンピックの最初のレースに臨めました。私は、より経験豊富で5歳年上だと感じています。このオリンピックまでのトレーニングや数年間は、仕事をしていなかったので違っていましたが、今ここにいることで少しはプロになれたのかなと思います。」
