冬のカヌーカヤックと凍瘡

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寒い冬場で
スポーツを行っている人も見かけますが、水上スポーツでは特に懸念されるのが凍傷や低体温症などの重傷となるケース。しかしながら、凍瘡というものも初期症状としてありますので、練習する方は勉強しておくひつようがあります。

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昔は、あかぎれやしもやけという手足などに良く見られる痛い症状が結構身近なそんざいとしてありました。冷たい水で食事や洗濯などの洗い物をしたりするなどでも起きる出来事です。

そのしもやけのことを「凍瘡」といいます。
なんだしもやけか・・・と簡単に考えてしまう人は、勉強不足です。
最近では、なった人はあまり耳にしませんが、それでも多くの人が未だこの症状に悩まされていたりするのです。

しもやけは、大きな体の不調につながる、前サインで、体にも様々な症状が出るのです。

誰がなるのか、全くわからない

凍瘡はこういう事をすると「なる」 と言う物では無いのが現状で、なりやすい人やなりづらい人など、パターン化されていません。
思われているのは、指先などの先端への血液循環が弱い人がなりやすいのでは無いかという説もあります。
症状としては、
かゆみ、痛み、腫れ、見た目では皮膚が赤くなっていたりします。
手の甲側がそうなりやすい。

地方なら、おばあちゃんとかに聞いてみるとわかりやすいかもしれません。

カヌーやカヤックの冬場の練習では、冷たい風にサラされ、下手をすれば、水に触れてしまう。
それが、ボート内に入り体に触れ続けることで冷え、そしていつの間にかなってしまうことも考えられるのです。

このような、痛みをともなう症状ですが、不幸中の幸いであるのは、凍瘡は自然治癒する症状ということです。

薬があっても、大丈夫とは言い切れない

医者で見てもらうと
プロスタグランジンE1誘導体製剤やコルチコステロイドの内服を処方される場合が多いのですが、
だから大丈夫というわけではありません。
これにも注意点があるのです。

薬によっては小児に出会った場合に安全性が確定されていない薬もあると言うことです。
つまり、児童や、生徒などで、練習でこの症状になった場合に、
完全な自己治癒を待たなければならない場合もあるのです。

また、大人でも服用によっては肝機能障害につながる可能性もなきにしもあらずと言うことです。

歯がガタガタしたら、即 練習をやめよう

暖かくした服装をしているから大丈夫だ。
しかし、キツキツになっていませんか?
血液の循環も大事です。

そして体内温度の維持も重要です。
体を動かしていても、エネルギーがある場所は暖かいですが、動かない部分やほぼ動作しない部分は体温が下がっていきます。
指先が痛いからと行って、指先を温めるのでは無く、太い血管のある場所を暖かくしましょう。
休憩し、温かい飲み物を口にすることは重要なことです。外部だけで無く内部体温を上げることで体の冷えが戻りやすくなります。

歯がガタガタする症状は、危険な症状です。
それ以上つづけると、歯はガタガタしなくなりますが、体調が悪くなり、低体温症へ進んでいます。
知識の無い人だと、
意識が弱くなるため、感覚が弱くなり平気だと勘違いしてしまう可能性があるのです。
すぐに、練習や、レクレーションであれば、ボートを岸につけ、暖かくして休んでください。

私の近隣で最近凍瘡になった人がいます。
私はそこにいませんでしたが、
だれも思いもつかなかったようで、病院で診察して驚いたようです。

だれが、いつなるのかわからないものですので、みなさん注意して頑張りましょう。
冬の練習はやらない方が良いのですが、別な運動をするのはあまり勧められません。(本に海外の研究結果を基に理由を書きました)
しかし、この期間が来期のスパークする重要なトレーニング期間であることも事実なので、みなさん注意しながらもステップアップを目指しましょう。

トレーニングについてわからない方は参考までにエーネストブックを読んで下さい。

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