2019カヌースプリント世界選手権兼オリンピック予選種目順位決定

世界選手権での順位によって東京オリンピックでの国が獲得できるシートが決まるレース種目についての順位をチェック。

8月25日の週末までにハンガリーのセゲドでおこなわれた世界選手権。今回は東京オリンピックのレース参加シートを獲得できるか否かの重要なイベントとなっており、参加国にも力が入っています。
獲得できるシートは下記の表をご覧下さい。一カ国につき１シートとなっていますので、レースによっては、順位が下でも、同じ国の選手が上位にいれば最上位以外は省かれて考えられることになっています。

レース結果からのシート獲得

カヌー強豪国のドイツやフランスの獲得シート数は多いのは予想がつきます。２０１９年度ＷＣＨでの獲得シート数が多かったのは、ベラルーシ、ウクライナの活躍です。予想されていたオーストラリアやカナダ、ポーランド、ハンガリー、とドーピング国だったロシアと中国が既に約１０名の選手がオリンピック出場が決まっています。
日本はカヤック男子４人乗りが出場権を獲得しました。今回の世界選手権で２９カ国が出場を決めることが出来ました。
今年の世界選手権のオリンピック種目の結果はこちら。

カヌー競技

カヌー一人乗り男子１０００ｍのレース結果

ファイナルＡ，Ｂ，Ｃに出場した選手だけが順位表記となっています。
上位５艇がオリンピックシート獲得。


日本国はホスト国としてこの種目のシート１つ獲得しています。

カヌー二人乗り男子１０００ｍのレース結果

ファイナルＡ，Ｂに出場した選手だけが順位表記となっています。
上位８艇（１６名）が出場権獲得。

カヌー一人乗り女子２００ｍのレース結果

ファイナルＡ，Ｂに出場した選手だけが順位表記となっています。

上位５艇がオリンピックシート獲得。

日本国はホスト国としてこの種目のシート１つ獲得しています。

カヌー二人乗り女子５００ｍのレース結果

ファイナルＡ，Ｂに出場した選手だけが順位表記となっています。
上位８艇（１６名）が出場権獲得。

カヤック競技

カヤック一人乗り男子２００ｍのレース結果

上位５艇がオリンピックシート獲得。

カヤック一人乗り男子１０００ｍのレース結果

D.3.1.6 K1 and C1 events (Men and Women)
The athlete quota places available from the Global Qualification Competitions will be allocated as follows:
i) The five (5) highest ranked NOCs from the 2019 ICF Canoe Sprint World Championships in each of the Men’s individual events (K1 200m, K1 1000m and C1 1000m) and the Women’s individual events (K1 200m, K1 500m and C1 200m) will receive one (1) athlete quota place each.
ii) The highest ranked NOCs in each of the events at the Global Qualification Competition 2020 ICF Canoe Sprint World Cup 2 will receive one (1) athlete quota place for their NOC in the respective events.

カヤック二人乗り男子１０００ｍのレース結果

D.3.1.5 K2 events (Men and Women)
The six (6) highest ranked NOCs from the 2019 ICF Canoe Sprint World Championships in Men’s K2 and Women’s K2 events will receive two (2) athlete quota places each.

カヤック四人乗り男子５００ｍのレース結果

※このレースは大陸予選をおこなわずに、世界選手権が大陸予選も兼ねています。
世界選手権でアジア地区１位の日本は出場権を獲得することになりました。

ＪＯルールはこちら　D.3.1.3 K4 events (Men and Women)
All the athlete quota places for the K4 events will be allocated at the 2019 ICF Canoe Sprint World Championships.
(i) The 10 highest ranked NOCs from the 2019 ICF Canoe Sprint World Championships will receive four (4) athlete quota places each.
(ii) Where there are fewer than four (4) continents represented in the 10 highest ranked NOCs, then to the extent necessary to ensure that NOCs from four (4) continents receive athlete quota places, the tenth (10th), ninth (9th) and if necessary, the eighth (8th) ranked place(s) will be reallocated to the next highest ranked NOC at the 2019 ICF Canoe Sprint World Championships from a continent without any K4 boats qualified in that event.
(iii) Where NOCs from fewer than 4 continents compete in the Finals at the 2019 ICF Canoe Sprint World Championships, then the highest ranked NOC(s) not yet qualified will obtain the athlete quota places regardless of continent.

カヤック一人乗り女子２００ｍのレース結果

カヤック一人乗り女子５００ｍのレース結果

カヤック二人乗り女子５００ｍのレース結果

カヤック四人乗り女子５００ｍのレース結果

このあと時間があるときに　追記するつもりです。

メダルテーブル

Rank	Nation	Gold	Silver	Bronze	Total
1	Belarus	6	4	4	14
2	Germany	6	4	1	11
3	Hungary*	5	4	3	12
4	China	4	0	1	5
5	Russia	2	3	1	6
6	New Zealand	2	0	0	2
7	Spain	1	3	3	7
8	Brazil	1	0	1	2
	Great Britain	1	0	1	2
10	Lithuania	1	0	0	1
	United States	1	0	0	1
12	Poland	0	6	1	7
13	Cuba	0	1	1	2
	Slovenia	0	1	1	2
15	Bulgaria	0	1	0	1
	Chile	0	1	0	1
	Czech Republic	0	1	0	1
	Serbia	0	1	0	1
19	France	0	0	2	2
	Portugal	0	0	2	2
	Slovakia	0	0	2	2
	Uzbekistan	0	0	2	2
23	Denmark	0	0	1	1
	Georgia	0	0	1	1
	Mexico	0	0	1	1
	Moldova	0	0	1	1
	Ukraine	0	0	1	1
総計２７カ国がメダル獲得しました		30	30	31	91

日本は残念ながらメダルを獲得することはできませんでした。

CANOE SPINT WCH 2019 PDF
https://szeged2019.com/wp-content/uploads/2019/05/Szeged2019WCH_BUlletin_No1.pdf
https://www.nocnsf.nl/stream/qualification-system-games-of-the-xxxii-olympiad-tokyo-2020-international-canoe-federation-icf-canoe-sprint.pdf