ロシアカヌーEPO禁止とうっかりドーピングの防止

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ロシアのカヌースプリントアスリートであるZhestkov Olegさんは2016年のリオオリンピックに出場しました。しかし、禁止されている物質EPOで陽性反応が出検出され、ドーピングを行っていたとしてICFは主催イベントに対して4年間の全競技の出場停止処分をしていました。

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オレグさんZhestkov Olegは、今年3月末にロシアのアンチドーピング機関 Russian anti-doping agency（RUSADA）が実施した競技外テストの結果ポジティブに戻った
。

オレグさんはロシアのK4 1000クルーのメンバーとして、2013年にデュイスブルクDuisburgで開催されたICFカヌースプリントワールドカップで金メダルを獲得していました。
男性カヤック選手。1987年1月20日生まれ１８８ｃｍ９８ｋｇ。子供の頃は彼の兄弟親戚もカヤックのプレイヤー。

Zhestkov Olegさんビッグレース成績一覧

競技名	カテゴリー	開催地	開催日	結果	順位
オリンピック	K4 1000m	Brazil, Rio de Janeiro	2016年8月20日	3:06.825	9位
オリンピック	K4 1000m	England, London	2012年8月9日	2:57.375	7位
世界選手権	K2 1000m	Italy, Milan	2015年8月22日	3:16.037	10位
世界選手権	K4 1000m	Russia, Moscow	2014年8月10日	2:50.085	6位
世界選手権	K4 1000m	Germany, Duisburg	2013年9月1日	2:58.692	金
世界選手権	K4 1000m	Hungary, Szeged	2011年8月20日	2:49.516	3位
ヨーロッパ選手権	K4 1000m	Russia, Moscow	2016年6月26日	2:52.156	銀
ヨーロッパ選手権	K2 500m	Czech Republic, Racice	2015年5月3日	1:34.388	5位
ヨーロッパ選手権	K2 1000m	Czech Republic, Racice	2015年5月2日	3:21.516	6位
ヨーロッパ選手権	K4 1000m	Germany, Brandenburg	2014年6月13日	2:57.479	5位
ヨーロッパ選手権	K4 1000m	Portugal, Montemor-o-Velho	2013年6月16日	3:03.541	9位
ヨーロッパ選手権	K4 1000m	Serbia, Belgrade	2011年6月18日	2:51.394	6位

ドーピングは他人事では無いかもしれないぞ

日本では2018年度6件のドーピング違反がでてリスト入りしています。その内3件は未成年のようです（未成年者は悪質で無い限り氏名公開されません）。
注意しておきたいのは、世界アンチ・ドーピング規程では、18歳以上のアスリートを「成人」として定しています。選手の皆さん、アンチドーピングのルールは簡単にでも読んでおきましょう。
この裁定を受けると競技出場禁止の期間を決められ出場できなくなります。日本で2018年度は成績失効者１名と6ヶ月～4年の出場停止処分が5名となっています。
これら選手の多くはクロミフェンが検出されています。
ドーピングに関する物質では、スポーツ競技で使ってはいけないもの、競技大会中だけ禁止しているもの、該当競技以外の選手は使ってもよいものなど色々あります。詳しくはその競技の連盟に相談しましょう。
また、コンビニなどで売っているサプリメントや、エナジードリンクと称するものの中に入っている可能性も否定できないので、高度選手になった場合には特に注意が必要となってきますので、それなりの成績が出てきたら，一度ドーピングに関して自分でも興味を持って調べておけば講習会などで、いきなり説明されてちんぷんかんぷんにならなくて済みますよ。

日本アンチドーピング機構

ドーピングルールなどに関してはこちらをご覧下さいhttps://www.playtruejapan.org/code/rule/