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スラロームカヤックから始めるべきか その2

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前回、ボートを始めるチョイス、カヌーからか、カヤックからかについて、第1回で研究者Aによる考え方を載せました。
今回第2回は研究者Bの方の考え方です。

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スラロームカヤックから始めるべきか

研究者B氏

カヌーの非対称性の危険性

1970年代、ヨーロッパの私の同僚は、1年中カヌーに乗るのは間違いだと言っていました。 彼らは、カヌーの漕ぎ方は非対称であり、脊髄損傷を引き起こす恐れがあり、健康的に問題があると言っていました。 これは実際には医療関係など、いずれによってもこの現象は立証されていません。 私は時々これについて尋ねてみました。しかし、誰もシルバー世代になっても背骨に問題があったという報告はありませんでした。

さまざまな種類のボートでのトレーニング

私が間違いなく言えることは、小児期でカヌーに乗ることは良いカヌーライダーになれる可能性が一番高くなる方法だということです。
カヌーから始めて色々なことを学びますが、別なタイプのボートに使える小さなスキルは沢山あり、自分のカテゴリー枠を拡大することが実際にやりやすいのです。
今回のテーマのスラロームから別な競技などへ転向しても、若い世代(14,15歳以下ですべきでは無い)は広がりへの可能性に優位性があるのです。

C1

私が思うC1カヌー一人乗りは、全てのカヌースタイルの頂点であると思います。
スラローム以外の競技ではC1に乗るも乗らないも特記すべき問題がありません。
C1スラロームから別なカテゴリーへの転向は最も簡単であると感じておりますが、良いテクニックを学んでゆきますが、C1は上手になるほど、さらに多くのテクニックを学び続けていくことになります。

スラロームとスピードカヌー

スピードカヌーからスラロームへの移行は、ありえないほど困難といえます。
スラロームからスピードカヌーへの移行は、それほど簡単ではないかもしれません。 これは、スラロームでは脚が固定されているのに対して、スプリントのスピードカヌーはより多く下半身の動作が求められ運動していく必要があるからです。
高レベルのスラローム選手になれば、カヤックK1スラロームの追加も成功を収めることは可能です。

カヤック対 カヌー

なぜカヤックが初心者からカヌーに優先されるのか?
答えは非常に簡単です。カヤックはカヌー一人乗りC1よりもカヌー二人乗りC2よりも学びやすいです。子供が十分な忍耐力を持っていればカヌーを始めるのが理想的ですが、ほとんどの子供はそうではありません。 しかし、もし彼らが忍耐力を持っていれば、私は間違いなく彼らを支持するつもりです。

カヌーを楽しむ喜び

カヌーを楽しむ喜びは、小児世代の子供のため必要な最も高い基準となります。 カヌーに乗るのが楽しいときは、そのイメージを残して、カヤックを習得するよりも長い時間カヌーよりにしておく方が良いです。

ほとんどの子供のスポーツでの喜びは、友人とプレイをすることと断言できます。 子供がカヤックの中でカヌーで一人で乗り始めたら、それは少し問題となっていくかもしれません。カヤックは無敵ではありません。彼らが一緒にトレーニングして、それを打ち負かすのがベストです。

レース

カヤックのカテゴリはカヌーよりも強いメンバーがそろってきます。
初めからカヌーに乗ることで、ライバルの少ないレースとなり、女の子達が早く賞やメダルを獲得できるようになります。


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CKNMコメント

カヌー教育についてのプログレ「カヌーカヤックジャパン史上最強エーネストブック」とカルタベイトブックに書きました。
スキルアップである程度のレベルに達したときに、友人達とのプレイの楽しさから、競争をすることによって楽しさだけで無く、色々な他の人間と自分自身の比較を知らないうちに自我が目覚めてしまいます。
ここで、わざとでも勝ちの気持ちを味あわせてあげることで、それを求めていく方向に進むことでしょう。
そのときに、研究者B氏の言うようなカヌー競技ではライバルが少ないことからある程度の大会まで進みやすい。しかし、本当の強い選手(海外などを含め)には全く歯が立たない。この壁を乗り越えようと気持ちがある選手となるようなモチベーション(精神レベルの向上)も同時に教育していく必要性を感じます。


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