スプリントやワイルドウォーターなどの水上ランニングの競技練習で、長い距離を漕げば体力は上がるのでしょうか？
カヌーカヤックジャパン史上最強エーネストブックに、ATPCPやエアロビックについての向上するための指標を書きました。
トレーニングは現代では意味の無い時間は何をしても無意味というのが定説です。
トレーニングとのメリハリを体に対してスケジュール組んだ強化が目標となります。
長い距離とは、２０ｋｍを超すようなパドリング練習は必要なのか
はっきり言うと、練習内容によります。
スローなペースで数十キロメートルを漕いでも早くなることもありませんし、体力がつくこともありません。
練習したなと実感させる練習で、自分の向上の身になっていません。
単に長い距離をこぎ続けた者が強くなれるのなら、長く漕いでいた人が勝つはずですが、現実はそうではありません。
マラソンもついて行けない。
５０００ｍもついて行けない。
それらは、正しい体の強化を積み重ねていないからです。
世界への挑戦は誰でもできるのです、タイムは公開されています。
水温や風などの影響を考えても、許容範囲はわかりますので、自分のタイムと世界のタイムの違いを知ることは、つまり正しい練習の積み重ねの違いを知るのと同じ事なのです。
一日だけ長い距離を漕ぐのは何の目的があるのか？
自分で決めたスケジュールで無ければコーチに問うてみましょう。
スローなロングディスタンスのパドリング練習では、大抵、スピード競技に対して効果が無い、偶像化された、古い慣習であることがほとんどであると感じます。
体の強度を高める練習を時間を決めて、スケジュール通りにこなしていくことが最強への道です。
その補填運動に、残りの時間を割くのも良いですが、体力の回復が追いついていなければなりません。
練習のスケジューリングは毎日の積み重ねです。
強度が低い者が、高いレベルをいきなり詰め込むことは、怪我を誘発するだけの意味の無い事です。
じゃあ、何をすれば良いのか？
エーネストブックを読んでください。
長く細かい字ですが、読んで自分の未来への希望を掴んでください。
Bon courage
