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国産スラロームボート開発東洋大学

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「水走」MITSUHAみつは、と名付けられたボートを研究中なのは東洋大学。へんてこりんな形状のモデルを記者会見でお披露目しました。

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日本国で行われる東京オリンピックのカヌースラローム競技で戦えるモデルを目指して研究開始!今頃から

下町ボブスレーに続き、下町スラロームボート

2017年5月ごろから実験艇を作り始めました。
発表は8月1日。

動物からヒントを得るぜ!

モデルにしたのは動物。それもカワセミのくちばしだと言うことです。
なぜそこに注目したのかはわかりませんが、日本人の体型似合わせて乗り込み部分を狭くして、またパドルを操作しやすいように工夫した。
またボートのターンをしやすいようにシート部分の下側の形状を丸くした。
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プロジェクト費用5000万円なんとかしてくれ~

大学の研究費で2000万円を確保したようですが、あと3000万円ほど研究に必要だと言うことです。
研究開発責任者は、東洋大理工学部生体医工学科の望月修教授。
「日本の中でゼロから作っていく経験が無い。ここが一番難しいですね。今まで作っていて、それを応用すれば、できると思いますが、全くゼロから作るのですから、日本の中に制作会社がないんですね。
それを、テックラボさん、もともとレーシングカーなので、レーシングカーの技術を使って作り上げた。
我々が持っている知識、技術、全部つぎ込みますんで是非東京オリンピックでメダルを取ってもらいたい。
もちろん金メダルですよ。それ以外考えてません。」共同通信インタビュー
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東洋大学のこのプロジェクトの公式サイト
https://www.toyo.ac.jp/site/sce/331206.html

所感

私もボートを作ったことがありますが、極端な形状はボートが死んでしまう。これは操船者のエネルギーをスムースに性に寄りすぎてはいけないもので、ある程度のそう船者の感覚が伝わってこないといけないのです。抵抗はボートの進行や方向を含む維持に必要な物で、水を受け流すセンター形状は操船しづらくなるだけなのです。発表されたモデルは、土星を水に浮かべたもので、基本転覆しかしない形状。
このボートはまだ水に浮かべて乗っていないと感じます。
なぜなら、この形状で乗船できるとあれば、相当ボート重心部が沈んでいなければ正常なフォームをとれないと感じます。

形状自体は、全くの競技素人考えの集まりで、スラロームをやっている人が見れば、突っ込みどころ満載なへんてこ「違ってるよ」とあきれるレベルであるように感じてしまうことでしょう。
底部のセンターのUFOを求めた物を評価と言いますが、これは、とんでもない勘違いで、以前書いたスラロームボート評価のわずかなこの部分の丸みを帯びた形状自体でUFO動作してしまうことと、弱点であるスリップ動作を生んでしまうこと・・・・。

その他の部分は突っ込みたくも無くなるような、ひどい物。

そもそも実験段階のボートは公式レースに出場できない。

オリンピックに出すなら、プレオリンピックの前の年には世界販売をしていなければなりません。
2018年に完成して基準を満たし、ICFの登録ボートになる訳なので、実質1年で完成にこぎ着けられるとは思いません。
JCF公式レースに出る選手達に利用してもらおうと甘い考えのようですが、選手だって自分がオリンピックに出たい気持ちは譲れません。練習時間さえそんな時間に使えばライバルに100%負ける。感覚も狂う。
そんな山の物とも海の物ともわからない実践で使えるかもわからない物を使ってレースに出るほど一発の賭けに出る人などいないでしょう。もしいるとしたなら、その時点で自分の負けを認めて他のボートを使うことになる訳なので、そんな選手がラッキーで勝つことなど100%無いと言えましょう。

ボートにのって自分の漕法と併せて挙動を掴むまでにメダリストでさえ数ヶ月以上を使うのです。
乗ってすぐに合わせられる、それが世界に勝つなんて、夢のまた夢。

最強選手達をスポンサードしてメダリストに乗ってもらい多くの挙動研究データを集め、数十年の改良を重ねてきた北欧のボートに、1,2年のコンピュータ解析を利用したボートが上回る?
ぼけた研究期間設定としか言い様がありません。

これが隣の国出来事なら、研究詐欺と日本で話題になるでしょう。

5000万円の予算この研究所どうやって使っちゃうのかヌー?

まして、教育も持っていない日本カヌー連盟と連携とか、何の情報も持っていない団体と手を組んでも何も生まれないでしょう。
下町ボブスレーもレースに出られる代物にはなりませんでしたし・・・。

ここ重要

だが、しかし、大切なのは、この研究を10年20年と続けていただき、本当の世界で通じるボートになって欲しいと願っています。
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最終的に北欧の似た形になっちゃうでしょ、この方向から攻めたらw。

ボートよりもIHIでパドルを作ってもらう方が先だと私はいつも主張しているのですが・・・。

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