2024年に開催が予定されている夏期オリンピックですが、またも辞退国が出てしまうニュースが2017年2月23日ハンガリーより発信されました。
イタリアのローマが撤退表明し、ドイツハンブルグも撤退表明。
そして今度はハンガリーのブダペストが招致からの撤退！？
ハンガリーMTIのニュースによると、
ブダベスト市長とビクトールオーバン首相とハンガリーオリンピック委員会ゾルツボルカイ会長が会談。
「ハンガリー政府がオリンピック開催の撤回の決議案を可決した」と首相官房長官が声明を出した。
ハンガリーオリンピック委員会は誘致への道を探っていくとコメント。
ブダペストは、開催反対の署名運動が市の人口の１５％を超えたために法的に有効な開催非開催を問う投票を行う権利を得ました。
そして、
市長は住民の理解を得られていないイベント誘致と判断し、撤退を表明することにしました。
新聞によると、国民投票を行うことをオリンピック支持政党は恐れているそうで、国民投票を行わず議会で決定したとあります。
国家が関わるというよりも、政治的な事が大きく関与し党のパワーバランスのためのツールとなってしまっている様子が書かれていました。
ハンガリーの未来数十年を決定する巨額な投資プロジェクトを国民投票もせず（正確な国民の意見を聞くことなく）決定すること自体大問題であるということが今回の動機付けとなっての政治活動が民衆の意見を同調させた。と
これが正式決定なら、
残る国は
アメリカのロサンジェルス
と
フランスのパリ
だけ
となりました。
オリンピックが消えるかも・・・。
近年、莫大な予算のスポーツイベントであるオリンピックをやめる動きが世界中に広がったことは、国の財政破綻のニュースがヨーロッパでは現実的に身近なものとして受け取られていることがあります。
今回新都知事が切り込まなかったら、日本は破綻への道を歩んでいたかもしれないほどの恐怖を、日本より人口が少ない国は多いので、外国の人たちはもっと近くに感じるのでしょう。
オリンピックの未来はどうなるのでしょうか・・・。
オリンピック開催国がなくなったら、国が補助金を出しているスポーツ関連の天下り団体も消える事になる。そうなると、日本は開催に手を上げまくるかもしれませんね（笑）
