2017年2月16日~18日にかけて南アフリカで行われたダウンリバーマラソン「DUSIデュージー」の最終結果です。
3日間の過酷なレースを制したのは、あの選手!?でした。
1952年から行われている伝統あるDUSIレース。
今年はライブストリーミングで見ることもでき、世界のレースがより身近なものになってきました。
昨年までは、ダイジェスト切り取りされた動画でしたが、ライブで過酷なレースをより感じられた方もいると思います。それにしてもヘリコプターすごく飛んでいましたね。
そして、優勝候補のHank Mcgregor ハンクマグレガー選手や、Andy Birkett アンディーバーケット選手などはもはやDUSIファンならずとも知れ渡っている選手であろうかと思います。
2017年DUSIレースでのハンク選手。
ハンク選手は2005年のK1で優勝し、世界のオーシャンレースを含み長距離レースで活躍しています。
そして、DUSIのレースを制している男といえばこのアンディ選手。
2010:K2,2011:K1、2012:K2:2014:K2、2015:K1、2016:K2と近年は彼の優勝ばかり目立っています。
参加選手は男女シニアジュニアなど併せて総勢627名。120kmのレース。その総合トップに立ったのは誰なのでしょうか。
DAY1 初日の結果
順位 | 選手名 | タイム | |
1 | Andy Birkett | 2:40’44 | |
2 | Sbonelo Khwela | 2:45’51 | |
3 | Hank Mcgregor | 2:51’11 | |
4 | Jakub Adam | 2:53’28 | |
5 | Zonele Nzuza | 2:52’28 |
2時間40分のタイムで初日一位でフィニッシュしたのは、やはりアンディ選手。今年もこのまま行けるのかと思わせてくれる最高の出だしを見せてくれました。
二日目も同じようにいけるのでしょうか?長丁場な二日目の結果は下記。
※総合成績上位者を書いていますので、女性やジュニアは順位的には下位となってしまっていますが、それぞれのカテゴリーでの成績は別に出ています。
DAY2 2日目の結果
順位 | 選手名 | タイム | 2日間合計 |
1 | Andy Birkett | 3:05’17 | 5:46’02 |
2 | Hank Mcgregor | 3:14’58 | 6:06’09 |
3 | Thulani Mbanjwa | 3:17’54 | 6:11’30 |
4 | Jakub Adam | 3:18’00 | 6:11’28 |
5 | Van Der Walt | 3:19’00 | 6:48’34 |
6 | Sbonelo Khwela | 3:20’16 | 6:06’08 |
初日調子のよかったスボネロ選手は6位に。選手名が南アフリカの黒人選手の名前が増えてきて、書くのにも見慣れないつながり方の名前で打ち込みづらいですが、それも地元色が濃く出ているレースの面白さが伝わってきます。
最終日はインド洋までダウンリバーランです。
DAY3 最終日の結果
順位 | 選手名 | タイム | 3日間合計 |
1 | Andy Birkett | 2:26’53 | 8:32’55 |
2 | Sbonelo Khwela | 2:50’14 | 8:56’22 |
3 | Thulani Mbanjwa | 2:52’59 | 9:04’29 |
4 | Simon Van Gysen | 2:59’02 | 9:15’43 |
5 | Jakub Adam | 3:00’28 | 9:11’56 |
6 | Hank Mcgregor | 3:03’21 | 9:09’31 |
最終結果
順位 | 選手名 |
優勝 | アンディ バーケット |
準優勝 | スボネロ クゥエラ |
3位 | スラニ ンバンヤ |
4 | ハンク マグレガー |
5 | ヤコブ アダム |
6 | シモン バンジセン |
7 | バネスティ ンコエサ |
8 | シセコ ントディニ |
9 | ゾネル ンズザ |
3日目は干ばつで水量が極端に少なくなって、ダムからも水が放出されなかったのです。
優勝:アンディバーケット選手「厳しい一日でした。誰もがメダルに値するような日だった。
こんな厳しいレースはDUSIに出場していても初めてといえるほど」
準優勝:スボネロクゥエラ選手「自分のレースに集中することが僕にとって一番大事なことでしたので、途中でハンクを追いかけようとはしなかった。僕はクールに徹して自分のできることを粛々と行っただけさ。」
3位:スラニンバンヤ選手「初日はフラットな感じで完走できたのですが、今ひとつ納得していませんでした。でも、残りの2日で修正できると思っていました。
地上のランでも足の調子がよくてただ走り続けることができました。
ハンク選手が後ろにいるのではないかと、何度も肩越しに振り返ってしまいました。」
男子優勝のバーケット選手と女子優勝のソルム選手
女子
完走33名
順位 | 選手名 | タイム |
優勝 | Abby Solms | 10:16’03 |
準優勝 | Christie Mackenzie | 11:05’50 |
3位 | Bridqitte Hartley | 11:26’41 |