カヌーカヤックのスプリントに関するルールが2015から2017に変更となり1月1日より施行されています。
そのなかで、いくつか紹介します。
SUPはカヌー連盟のスプリントカテゴリーにも登録
流行のスタンドアップカヌーいわゆるSUPはサーフボードのようなモノに立って乗り、長いパドルで漕ぐスポーツです。
そんな、ハワイアンな感じのSUPがスプリント競技のカテゴリーとして新ルールに登録されました。
==追加ルール==
8.5.2 Kayaks will be allowed weed deflectors in front of the rudder.
カヤック艇のラダー前方部のウィードデフェクターは認められる。
オリンピック世界選手権の種目が変わる
オリンピック(オリンピック年世界選手権)でフォローされていたいくつかの絶対構成種目は削除され、また追加されました。
削除されたものは、男子K2-200mとC1-200m とK4-1000mの3つ。
追加されたものは、男子K4-500m。女子C1-200mとC2-500mです。
これはジェンダーに基づいて男女平等を進めるためのものであります。
男性種目と女性種目の競技数が一緒になるように調整されました。
RIOオリンピックでは男性8種目、女性4種目でしたが、東京以降のオリンピックでは男女とも6種目となります。
RIOオリンピックの種目
オリンピック世界選手権以外のイベントの場合、これらは、主催者側が行うことはできます。(絶対構成ではない)
つまり種目自体がなくなるわけではありません。
※オリンピックのある年は世界選手権という名目で競技は行われません。オリンピック世界選手権という扱いとなります。
2017年の世界選手権の種目
※RIOオリンピックに関する規定やプログレッション(出場方法など)はすべて削除されました。