2016年12月18日にカヌーカヤックをプレイしている子供達を招いてのクリスマスイベントとして行われました。
ロンドンオリンピックで金を獲得したダニエルモーメンティ選手などイタリアのトップ選手達が集まったレースとなりました。
Parallel of the pool (Slalom)
パラレルオフザプールとは、イタリアで今年12月に行われたカヌーカヤックスラロームイベントです。
今回はプールでの、ショーで、暗闇での状況。
そこにスポットライトが照らしだされます。
写ったのは、水面に設置されたゲート。
そしてスタートラインにいる選手が二人
二人が同時にスタートして、コースゲートを通過して行き、どちらが早いのかを競うレースです。
ショーアップされたレースは、選手だけをスポットライトで照らし続けます。
イタリア人の20名のパドラーがトーナメントで勝ちあがっていくスタイルです。
動画トレイラー
動画 実際のレース
海外の、カヌーカヤック教育では、パラレルなレースを取り入れた指導はジュニアから行われています。
これはエーネストブックにも書きましたが、静水での単独や、ミラータイプのパラレル競争によって、選手のメンタルなども成長させながらのテクニック増強を楽しく行わせるものであります。
プログラム：
17時30分予選ヒート
18時30分準々決勝 男子K1(カヤック1人乗り）-C1（カヌー1人乗り） と女子K1(カヤック1人乗り）
女子シンクロナイズドスイミングの演舞を挟んで
19時30分準決勝と決勝のレース
20：00表彰式
色々な試みがワールドカップなど行われる地域によって、イベントが行われています。
一般普及へのカヤックのショー
カヌーカヤックをもっとエキサイティングなショーにするためにどのようにしたら良いのでしょう？
関係者はマイナーからの脱出に苦悩しています。
今回のパラレルのショーアップはワールドカップの4艇のレースよりも個人的には好き。接触による怪我の懸念が無いからです。選手達も、世界選手権などにも影響が出ないような設定は安心して参加できることでしょう。
そして、狭いプールで行う事は、観客が入りやすいこともあり、アリーナでのレースイベントも開催しやすい。
プール形状に関してはもっと面白い仕掛けが必要になってくるでしょう。
その為の予算を作る為には、このようなイベントが盛り上がっていけば収益性が生まれることによって、独自のアリーナ建設ができるやもしれません。
ヨーロッパで、現役を退いた人がコーチ業やショップだけに関わり、レースはマラソンなどへ移行してしまう事だけに限らずに、新たなステージを作り出す。これは競技普及への重要なキーポイントになっているので、このような試みがもっと世界に普及して、成功へのきっかけになってほしいですね。
