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冬場のスプリンター トレーニング (前篇)

コーチング
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漕艇選手は一年中ボートに乗っているのを見かけます。
カヌーカヤックのスラローム選手など北欧の選手は雪が降ってもとりあえずスラローム場に行くだけ行ってみる選手はいます。

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氷水でのスラローム練習など実際はやりませんが、SNS用の写真を撮りに行ってのアピールがほとんどです。
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スキーなどをトレーニング?取り入れている人もいます。

スプリント選手は?

トレーニング方法の考え
スプリント選手は体力作り

北国の選手は?

カナダや北欧の選手で冬の期間が長い地域の選手はどのようにしているのでしょう。
実際、海外遠征を行っているのは一握り。
ほとんどの選手は屋内トレーニングが中心となります。

冬場にスポーツを行わない、または、あまり力のいらない事ばかりしていると筋力はすぐに果てしなく落ちてしまうものです。
せっかく暖かい季節に作った体型もすべてパーとなり得てしまうのです。

エルゴマシーンがあれば取り入れるのも一つ。
但し、エルゴマシンをパドリングイメージとリンクさせたローテーションを行わないで、ただ単に力任せに漕いでいる感じでは、トレーニングとは言えませんので注意しておきましょう。

スケジューリングされたトレーニング
最低でも、サーキットトレーニングは毎日スケジュール通りに行う事は必要不可欠です。
そこからの加えられたトレーニングが人と差をつける時間となっていくのです。

その時間の使い方とは?
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パドリングと水

又屋内プールでのボートが進まない状態に固定してのパドリング練習。
これはパドルの水への意識しての感覚が消えてしまわないためにとても必要なトレーニングです。
水上ランを行わなくても、パドリングと水の接地は繊細な感覚を失わないために、初心者だけでなく、高レベルの選手にとってもナーバスな重要な問題で、これをおろそかにしてしまう人は、大抵わずかな差で負けてしまうのです。

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ビデオ確認と、実際のモーションの修正

動画撮影した自分のパドリングをチェックすることも重要ですし、自分が取り入れたいと考えている選手の動画のチェックも必要です。
しかし、自分が目指す選手と、自分があっているとは限らないのでは?と脳裏よぎることでしょう。
世界選手権でファイナル選手とのタイム差があるような選手ならば、とにかく取り入れてみる事は大切です。
基礎を持っていない多くの日本の選手らは、動作比較を行う事はまだ先の話です。
基礎フォームの習得があってこそ、その先のチェックが必要な問題を理解できるからです。
そして重要な事は、その違いを的確に説明できるコーチがついていることも比較をする条件の一つとなります。
日本でコーチングの資格を持っているだけではそこに辿り着けることはありません。意味の無い資格ではなく研究度なのです。

理論が無い人や、差分だけをここが違うよと指摘するのは最悪です。
操法の理論は表面的なものではなく、見えない内部エネルギーの移動を見極めた指摘でなければ、いくら指摘されても、ゴルフ打ちっぱなし練習場のプロコーチングのようなもので、その場だけそれっぽくなりますが、全く上達へのプロセスのレールに乗っていないだけの上っ面の指摘でしかないものと同じなのです。

その、エネルギーの動きと選手の体形や癖や以前の運動でついた筋肉をチェックして、バランスの良いモノに仕上げる指導を行ってもらう事がとても重要な事なのです。

=追記=:カヤックスプリント エルゴとエアーとオンザウォータートレーニングのチェック項目について(後編)として書いています。=ここまで=

冬だから他のスポーツをして体力をつけようはX

前記した筋肉の付き方のバランスは、パドリングの基であり、そのバランスを壊してしまう事は、スポーツが違えば当たり前に起きるのです。
「先生に言われた・・・」、など聞く必要はありません。
自分が勝ちたければ、自分を最高のエネルギー伝達マシンにするように追求すべき事を知りましょう。
Bon Courage

エーネストブックにトレーニングの参考になるようにスケジュールがあります。それを強度を合わせて、冬場で行えるトレーニングと置き換えてみてください。
今からやっていては遅れてしまっています。
ウインタートレーニングは11月から3月までは行っている必要があるのです。


年末年始がお休みの人はごろごろしながらでもジャパン史上最強シリーズを読んでみてください。
郵便で発送していますので、年末に迫るにつれて、届くのが遅くなる可能性があるのでご注意ください。

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