スェーデンは北欧でも、ラフトやカヌーカヤックが全国的にも盛んな国でもあります。
そこに、北ヨーロッパで初めてのワイルドウォーターパーク建設構想が持ち上がりました。
Falu Vildvattenpark – Falun Whitewater Park建設計画
北欧WW新規計画
この地区は年間雪の無いシーズンで５３万人3億2千万ユーロの市場規模と言われています。
ホワイトウォーター設置エリアに関しては80日間で10万人が近隣のウォーターアクティビティのある遊園地へ来場しており、ファールンの観光は毎年約20万人と言われています。
この地区に完全に孤立した水上公園計画を作りました。
その為、洪水や干ばつに関しての使用制限が起きることがありません。
専用の公園としての運営は、観光者達にスピーディにいつでも楽しめる利点があります。
ウォーターパークの計画と予算
現在までに、設計から市町村への計画提出、地上借地権関係、キャンプ利用や最終的な費用などがまとめられ、資金調達時期にきています。
CEO（最高経営責任者）ボーマーカスさん(下写真）は責任の為に7万ユーロを投資。
カヌー連盟とファールン市は企業（公園設計会社）から3万ユーロを調達。
と発表されています。
資金の９１％が建設費に回され、８％が初期運用資金となり、残りの1%が機器購入に充てられます。
2016年12月までに完全に調達完了を目指し、来年の3月から建設開始となる予定です。
投資の為のFWPがあり、投資価値を高めるために投資家へのROICを１５％与えることになり、ウォーターパークの一部所有者の権利を持つことができるようになっています。
また、スカンジナビアでのボート競技のエントリー地区として、宿泊に関する施設など現在18ベッドから45ベッドへ増床する、５％の収益を収支に加えることができる。
カフェとスポーツストア運営で２％の収益増加を見越しています。
水上スポーツの運営シーズンは10か月と見込まれる。
完成予定は2018年1月、その後、水充填、テストを行い3月ごろプレオープンでのテスト修正などを行います。
そして公式オープンは2018年5月5日を予定しています。
ちゃんとしたU型のコース。図の右上が上流となっており「J」型に進むことになります。奥はエレベータ設置。
ストレーコースを作るよりもバラエティ溢れる流水を生み出せるため、新しいコースはこちらのが私も良いと思う。
TOKYO五輪カヌースラロームを知らない者の未熟な発注
東京オリンピックのスラロームは、知らないものがストレート設計を発注してしまった。
多分、どこのだれに設計を頼んでよいのかもわからず、このサイト情報かRIO視察での設計者をたどって発注したのだろう。
これは観客が250メートルに散らばり、レース自体の全貌を観戦できず、通過する5秒程度～12秒程度であっという間に小さくなってしまう事になります。
レース観戦での楽しみ方は、ストリームや大型スクリーン補助が無いと、現地観戦が成立しないというものなのです。
未来型はU型であるが、RIOでもストレートコースを作ってしまったが、近いうちにデオドーロはスポーツとしては廃墟となるだろう。
もう一つのイグアスのコースの方がスラローム的にはグレードが上の水流を作り出しているからである。
ウォーターパークの利用
観光事業利用だけではありません。
地元学校の子供達の利用に関して相互情報を取得しマーケッティングを行っています。１７０００人がターゲットとなり、最初のシーズン目標として1000人を見越しています。
カヌーカヤックのクラブでスエーデン最大のファールンはこれらのウォーター用具などに関しての市場を持っている為、これらが施設にオープンすることによったサポートなどから、オープン早々に収益を上げることが保障されている。
カヌークラブはWWパークのネットワークで400人の生徒を毎年活動している実績があります。
https://www.fundedbyme.com/en/campaign/7509/falu-vildvattenpark-1/?type=e&p=v1
