小池知事参加の四者協議が2016年11月29日に行われました。
現時点での東京都の考え方として説明しました。
決定とは言っていないが、水の森競技場で行う方向を考えているとして、長沼は五輪練習場として活用を行うと考えている。
水の森ならば競技団体のレガシーへの設備維持について責任を持ってもらう事になるとも発言していました。
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四者協議 28分ごろから小池知事発言
「2点目の海の森でございますけれども、コーツ委員長もボートの選手でございましたが、長沼は即使える所ですが、こちらを事前キャンプの場所として活用することをセキュアすると言う事をおっしゃって頂いております。
長沼については知事が積極的に取り組んでこられ、さらに復興五輪と言う一番初めのキーワードこれを実現するには、良いと考えたわけですが、様々な費用の面、ロケーションの面、これらを考えた時に海の森予定地で進めていく案を東京都はとりたいと思っております。
ただし、
これにつきましてはその後の運営も考えますと、毎年かなりのコストがかかるわけでございまして、これについて競技連盟、競技協会の皆様がどれぐらいコミットしてくださるのか?
こういう事も、ぜひ私は確認させていただきたいと思っております。」
今回の発言
進めていく方向であると発言。
それには、カヌー連盟やボート連盟が維持費などについて責任を持った対応をする義務を求める事を確認したい。
今回良く出てくる言葉「コミット」とは:責任を持って約束をする・・・こんな感じの言葉のようです。
「セキュア」とは確実な保証をすると意味です。
巨額な予算を削減した費用を、選手強化費用に充てても良いと小池知事。
コーツ囲み
「オリンピックの予算について、インフラを含めない金額と総合予算を分けて話してくれと最初に頼んだ。
巨大な予算について、五輪後に付加価値が付いた例もある。
IOCは予算が2兆円にしたからOKとしたわけではない。もっと削減できると思っている。
五輪に関して吹っかけた予算や費用を計上しているケースを良く見ている。これらをもっと精査すべき。早く契約したほうが契約料は安くなるなど、考えてほしい。
現実性については、何も答えを持っていない。なぜなら、比較対象の横浜と有明はイメージものでしかない。」
森善朗 囲み
横浜が迷惑していると言っていたが?
「現実性はわからない。 ある日いきなり見ず知らずの人からお嫁さんにするといわれたらと同じような事」
JOC
2兆円を切る数字について
「東京都と一緒に見積もった中間的な報告である。今後もっと、来年の今頃IOCに出す数字はスリム化されたものであるはず。これをIOCは了解していると思っている。」
長沼案について
森「2年前に我々も考えた。今のところにするのに色々考えた。」
クリスマスまで何をやるの?発言について
・・・返答について意味不明・・・・?
小池知事 囲み
フルオープンにした
「フルオープンでない部分があると聞いたので、その部分を省いて最初から結論だけ言うことにした為。
アジェンダ2020には既存の施設をできるだけ使えとあるので、横浜案を出した。
コストや導線などを精査中、その後判断する。」
「村井知事に連絡した。
長沼のプレゲームをコーツ委員長に話をいただいた。
東北6県の要望をもらったので、東京としてできることをやっていきたい。
納税者の反対により、オリンピックが中止になったケースもあることをIOCが懸念していた為、持続可能な金額などを考えてほしいとの事。
レガシーは競技場に魂が入ってこそのもの。競技場だけの物ではない。
建設費がまだ高すぎる。もっと精査していく必要がある。
横浜でも賛同していただいていると思っております。
まだ精査内容が沢山あるが、だらだらといつまでもやっているわけにもいかない。
」
丸川大臣
内容無し
東京都の談合を見抜く時間が足りなかった。
切り込むタイミングが遅すぎて、東京都の職員が小池側についていない状態では、職員説明も
水の森GOへのレポートしか出てこないことも、豊洲や東京都議会などおかしな問題が多すぎて専念できなかったことも、この問題が流され気味の決定の方向に進むことが見えてしまった。
最初に東京オリンピックを誘致するのが、小池知事だったら、もっと税金の使い方を考えたものになっていただろうし、裏金工作での投票疑惑も起きなかったかもしれない。
海の森は地獄
競技連盟の責任問題の巨大さを、おそらく連盟理事達は理解していないだろう。
これがどれほどの大きな問題点なのか、わかってからの恐ろしさを知るのは、早くても五輪後2年経ったときだろう。