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長沼ボート競技場 シミュレーション

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急転回な被災地へのレガッタ地の開催移転について、考えてみましょう。

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レガッタと必要なコースを簡単に説明

レガッタと言うのは漕艇だけの言葉ではありません。カヌーカヤック競技場をレガッタコースとボート競技と同じように外国では呼んでいます。
レガッタはキャナル形式の水を張った地域を、直線に進みます。

カヌーカヤックスプリントの距離は、オリンピックでは、200m(男女)、500m(女子)、1000m(男子)となっているのですが、世界選手権などでは5000mのレースもあり、周回します。またカヌーマラソンでは、このエリアを25km前後周回したりしますが、ボートを持っての陸上のランもあるので、メインスタンド側にはそれ用のランエリアの確保も必要となります。

レーンとは、水泳のレーンと同じ意味のコース分けです、カヌースプリントのレガッタの国際規定は9レーンです。
ブイは水泳の様に繋がっている消波兼用ではありません。12.5m程度の間隔を置いてブイが設置されます。

サイズとしては長さ2300m前後、幅130m前後の区画が世界でも大きな競技場として存在します。
今年のU23世界選手権のベラルースのシェーム レガッタコースは2148m幅135m水深3.5m、水面部80ヘクタール
2017年の世界選手権チェコのラシスのレガッタコースは長さ2350m幅130m水深3.5m~4m水面73ヘクタール
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http://www.racice.info/106631/studie-prestavby-arealu0
レーンについて、フィニッシュ地点は競技距離200m500m1000mとも一緒です。
そのため、フィニッシュ地点だけにスタンドがあります。
フィニッシュ地点にはその他、競技検定発停地点と判定用の小型施設双眼鏡とネットがつながれば運営可能。
海外では、国際競技でも3畳程度の狭いスペースで判定している場所もあります。

スタートの正当判定については、
ランの判定にはスタート前にレーンに2台のエンジン付きボートが後ろで待機しています。
そしてレースが始まれば、後ろから追走してチェックし続けます。

9レーン90mのエリアの外に発停からの移動エリアが作られます。
練習エリアの発停には検定をフェアに行うためのルールがあり、別の場所から出艇することは禁じられています。

CKNMが考えるボート競技場コース設計案

この場所でもし開催するのであり、またレガシーとして残すなら・・・を考えてみました。
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もし、住民の理解が得られるならば、この長沼の横に田園地帯のまっすぐな低地があります。

そこを掘削しての新ボートコースを建設する。

田園の為ほぼ軟らかい土地で3.5m掘っても短期間で工期が読める。
完全にまっすぐな土地はJR線とほぼ平行で、新田駅から2000m程度でレガッタコースメインスタンドへたどり着けるため、直線道路整備は既存の道路利用とバス運航で連絡する。バスなら期間終了後、減らすまたはコミニティバスへの縮小化も可能。

水面上に建設計画をすると止水作業などかなりの時間がかかって、河岸工事を行わなければならないが、新設工事は水が無い分早く安全に完成計画が立てられる。

◆独立している為に地元漁業組合や自然保護の近隣のエリアとの摩擦が無い。

駅名を新田からオリンピックレガッタコースに関する名前を地元で募集し、命名でランドマーク化へのシンボルとなりえる。
都市計画として、ランドマーク周辺への大学の誘致や、それに付随する施設など、復興で新しく盛り上がるシンボルになりそうな感じだと思いますが。

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小池東京都知事と宮城県村井知事の面会で示された問題とは?

JOCが公平な視点ではなく移転反対の為の問題点提示をしてきました。

JOCの問題点提示 考察
オリンピック村を分村し五輪1300名、パラ250名、以上の宿泊施設の用意 開催期間がオリンピック終了後5分の1になる。五輪向け施設を今後利用施設とリンクさせる計画案を作ればいい。

選手村に仮設住宅再利用案

最高の案だと感じる。
日本の大地震で多くの死者が出た津波の映像は世界中で報道された歴史。
その、被災者の過ごした体験を、世界の注目される人たちが利用する。
この住宅の利用は、インタビューなどでも訊かれるだろうし、その答えも復興建設が終わりに向かって住んでいた人達や東北圏の思いへの体験や、これをきっかけに文化の復興へ進み始めたことへの意見などを世界へ発信してくれる。
これを、再利用して快適に過ごせるようにした日本の技術やデザインについても、注目が集まるだろう。(仮設住宅の世界へ輸出もメジャー化するかも)
世界のジャーナルにとって、キャッチの多い場所となることで、競技の注目力も高まる。
競技選手だからと言ってもバスケットボールやバレーボール選手と違い、カヌー選手ならば、ふつうの生活デザインがあれば選手は過ごせる。漕艇の大きな選手なら、間口を広げる改良で対応できるだろう。
とても面白い案だと思う。

ちなみに、カヌーカヤックや漕艇選手が遠征時一流ホテルに泊るなんてことは無い。世界の地方のホテルはそれなりのホテルで、ベッドも日本の方が寝やすい。仮設住宅の方がビジネスホテルよりも上の設備になりそう。東京五輪のスポンサーで簡易ベッドマットの会社もスポーツ選手狙いでアメリカなどでの寮に提供しアンケートでご和算にしている。寝心地はともかく協力してくれるだろう。

パラ・バリアフリーに対応できるのか JRはバリアフリー化を進めている。競技施設は新設するならばバリアフリーを含んだ設計になることは当たり前にある。
輸送インフラ整備、エレベータも無い駅 観客数の見積もりを、できる限り正確に見積もってからの話。
アジアのカヌーファンは果てしなく少なく、ボート競技もそれほどでもない。
競技人気の高いEUの世界選手権が行われるレガッタコースでさえ観客席はフィニッシュから100m程度で満員にはならない。アジアまで、EU圏から見に来る人は、より少ない。
長沼河岸に平地が少なく地盤整備が必要 埋立地の地盤整備と同じ。
電力通信インフラ要整備 復興と同じ様に東北エリア全体の問題、整備は行われなければならない。
観客宿泊施設が少ない 前記と重複
アスリートに過度な負担 カヌーのスプリントとスラロームは全く別物で同一スタッフであるわけがない。
あったとしたらJCFがどうしようもない組織だという証明。
コスト増大 試算額350の根拠が強引。不要な河岸整備を含めている。
レガシーが残らない。仮設予算だけで350億円
宮城県長沼ボート競技場の整備計画の資産金額のありえない見積りに、予算が欲しいだけの感が否めません。
恒久設備に50億円
仮設設備に301億円(観客席・外構・仮桟橋、他173億円)
総額351億円
海の森の維持費では、区民の理解は得られず、開催後閉場することは100%と言えるほど。
重要な水質改善
東北復興だけではありません。
日本の水質改善に必要。河川湖では、日本でもワースト順位になる場所があり、その水質改善には多大な費用が掛かります。そのため、このようなオリンピックの建設を兼ねての水質改善計画を伴った基とすることで、別々に組まれる予算を統合していくことも考慮すべきでしょう。

分村、パラリンピックへの対応、カヌースタッフへの負担、インフラ整備、コスト、コース整備、などいずれも地方をバカにした指摘である。
地方でもインターネット環境は整っている。
コース整備、ブイはどっちにしても、新しくし続けないと自然の中では劣化していく物なので、経費は追加分でしかない。また専門の計測器自体も4年後ははるかに縮小され、また価格も今よりも精査されているはずである。
交通関係は地方だけに田園地が多く、住宅地よりも期間も価格も交渉としては道路建設ノウハウそのままである。
建物自体は新規建設は必要。トレーニング用品などは、地元の高校などの施設を割り振っても良いし、選手村に新たに作った大き目の総合施設は、トレーニング会議などを、市民利用に転換するのは、国体施設の施設維持と何ら変わりがない。
何を問題にしているのか?
無理やりな、難癖でしかない。

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CKNMの発信だけでは、もう助けられないカヌースプリント競技

スプリント競技場の建設に関して、メディはではボロクソに、「オリンピックの後なんの使い道も無い施設に金をかけるなんて」と言われまくっている。スポーツ選手の気持ちを無視した、無駄排除だけがもはや世の中にはびこり始めてしまった。
もう、最悪な方向に進んでいる。
カヌー連盟のバカな方向性は、世の中が見えていないことで、競技自体の設備さえレガシーとならない「仮設」だけで全て終わる可能性が出てきてしまった。

東北はカヌースプリント競技にむいていないのか

日本のカヌースプリント競技の盛んな場所ばどこでしょう?
答えは東北と九州です。
全国にスプリントを行う場所はありますが、やはりやや田舎のダム湖などを利用したりと、街中ではほぼ行われないものなのです。
湖というのは山の方にある物で、そこでやる競技がカヌースプリント。
本来の場所で行われる事に何も疑問点はありません。

そして東北は台風シーズンの夏場でも、台風が弱くなったり、コースがそれたり、と避けていく傾向がみられています。
2016年8月度、関東では過去最低の日照時間でカヌーカヤックを屋外でする環境はほとんど0に近かった

気温も、東京では猛暑日が多く、計測地点は百葉箱の為に、実際の気温はさらに高く、アスファルトの反射熱を含めた都市では45度以上、地上から30cm程度の幼児が歩くような地点ではさらに高く危険なほど。
たいして気温は東北のが低い。
長沼は宮城県仙台と気仙沼の中間ぐらい

東京だけ思想を日本は転換すべき時期

北関東から東北は日本ではないような思想がはびこっている。
東北関連に広い多くの場所があり、多くの開発を移転できる場所がありながらも、東北は最終的に落選し、中部、大阪方面へ作られる。

移転反対理由は癒着責任発覚の恐れ

豊洲問題もそうですが、勝手にすり替わる建設計画。この水の森競技場も一気に建設費が変わった事で、責任者やおかしなことがばれてしまうことが起きそうです。
国民のお金なので、国に入ったとしても国がおかしな使い方をすれば、選挙の時にその議員へ投票しない事が必要なのですが、地元へ利権を落とすこと、それは東京中心にこのような建設計画が増えてしまう事で、国内のフェアな政治のバランスが悪いことから出る影響と言えるのではないでしょうか。

日本国全般は平等であり、同じ政策が行わなければならないのに、東京ー大阪間が中心となってしまう政策となっている。
それは、「住民が多いから」この理屈を続けていれば、地方の過疎化に繋がることはずっと昔からわかっていたことであるにもかかわらず、行われ続けてきました。

現在東北大震災からの復興も東京オリンピック開催の方が優先されそうな勢いであったものが、ネットなどの声が大きく広がり、大手を振ってオリンピック優先の気配を消してきましたが、そのエゴが移転問題で露骨に姿を再浮上させてしまっているのです。

余談

10年後に放送というTVは無いかもしれない。
今やマイナー競技でも世界発信される時代。年々画像解像度が良くなって、普段のTVとそん色なく見れる時代。TVは今4K。ネットがもっと軽くハイクオリティな画質でライブを届けられる、未来型東京オリンピックになるでしょう。

TVやネットメディアでもカヌーなんて今まで見たことも聞いたことも無い人たちが、調べて記事にしようとしますが、世の中にそのような情報はネットにほとんど存在しない為、こちらから見ると残念な人たちが一生懸命メディアの意向にそってギャラをもらって語っているだけにしか見えないのです。
そんな垂れ流し番組を見ている人も、ネットを使えるシルバー世代が増えれば淘汰されてしまう事でしょう。

大震災の時に復興への応援メッセージは何だったのか?

お悔みと応援を表明した人達。
いざ、自分達に降りかかると、嫌がるとは全くの偽善が発覚した。

もし、東北での開催について聞かれたら、関係者や選手なら、「自分達が復興のシンボルになる事で東北が勇気を得るなら、喜んでその立場を受けたい」と言うべきだろう。

海の森に500億円近くかけて、ボート競技とカヌー競技でオリンピック・パラリンピック大会で1%もペイできない。そんな施設がいつまで存続できると思っているのだろう。夢をみるのは選手で、連盟は現実を見るべきです。

この競技の関係者は自分たちのエゴばかりで、見ていて本当に見苦しい。連盟会長は出てこず、副会長はバカ発言。連盟理事解散したほうがいい。

=追記=宮城県村井知事問題への返答

JOC問題点提示への答が早急に返されました。

車専用道路がH30年に開通。さらに時間短縮可能。

JOCの問題点提示 宮城県村井知事の回答
オリンピック村を分村し五輪1300名、パラ250名、以上の宿泊施設の用意 仮設住宅をリフォーム活用。1800名程度の許容量がある。仮設住宅と言うが、住宅メーカーの50年ぐらい持つ家の建築となっている。
パラ・バリアフリーに対応できるのか 選手村のリフォームは可能。地域のバリアフリー化は進めていく。
輸送インフラ整備、エレベータも無い駅 新幹線から約8km、JR普通線から2.8kmと近い。そこから現地への連絡網手段を構築する。
長沼河岸に平地が少なく地盤整備が必要 土地は多大にあるので、整備し活用しやすいようにする。
電力通信インフラ要整備 世界発信のための通信設備増は可能。日本の通信会社の通常通信設備は完備されている地域。
観客宿泊施設が少ない 仙台から移動時間40分で現地。三陸と大きな観光地が2つあり、その施設を利用することで現地施設増は不要。
アスリートに過度な負担 移動距離がたったの360km。世界から数万キロ移動してくる、世界を転戦している選手の何が負担になるのか?
他の競技、サッカー予選なども分村で宮城県に宿泊したり、静岡に自転車競技は分村する。宮城だけの問題だけではない。
コスト増大 150億~200億円の想定で整備ができそう。
レガシーが残らない。仮設予算だけで350億円
宮城県長沼ボート競技場の整備計画の資産金額のありえない見積りに、予算が欲しいだけの感が否めません。
恒久設備に50億円
仮設設備に301億円(観客席・外構・仮桟橋、他173億円)
総額351億円
試算額の算定が不明確。しかし、その見積り予算よりは安くできる。
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