2016年9月半ばにカヌーマラソンの世界選手権がドイツのブランデンブルグで行われましたが、選手は一生懸命頑張っていたのに、指導者や監督がダメ人間なために散々な成績となってしまったのです。
基礎教育の違い
他国選手と日本選手。
カヌーカヤックジャパン史上最強エーネストブックにも書きましたが、ボートへの対応方法が初心者レベルからどのように用具を扱っていくかの指標をかきました。
これを生徒時代から身に着けている選手と、日本選手の乗り込みの違いについて写真を載せてみます。
これらは、一見してわかるとおり、海外の選手は乗り込みと用具の使い方の基礎ができているから自然に行えているのですが、日本選手は全くそれが出来ていません。大事な用具として取り扱っているのかと見ていたら、足でパドルを寄せていたりと、「どっちなんだい!?」と言うような行為をみて、最初の女性日本選手は申し訳ないが笑ってしまいましたが、何選手も同じような事を見てしまうと、さすがに笑いを通り越して無になってしまいました。
監督は、何をしに行ったのでしょう。
そもそも、コーチング自体何を教えていたのだろう、本当にJCFは何も持っていないと感じました。
同じような光景がここ何年も見られたのです。
全く教育や情報で、新しいものを入れたりすることは無いと言う事がわかりました。
カヌーの基礎知識さえ知らない連盟理事などが監督になってしまったり、これって信じられますか?
その上で、カヌー連盟はコーチングシステム導入といい、システムは行政の様に細かく作っているようですが、中身が無いのに、システムを導入という製造できない工場がラインと在庫システムだけきっちりして、役員などの決め事だけしていると同じ事。
多額な補助金を何に使っているのだろうと、本当に不思議に思いました。
社会の目として誰も突っ込まなかったこの連盟に、CKNMは第3のポジション(社会の目)として見ています。
日本カヌー連盟選考会ドキュメントPDF
http://www.canoe.or.jp/tournament/result/2015_nagaragawa_07.pdf
カヌーを知らないのに、監督ができる
Why did they come ?
なぜ、世界レベルに、遥かにも満たないのに、世界選手権へ出場させるのとお思いになられる方もいらっしゃるでしょう。
補助金を使い切らないと、翌年の予算が削られるという行政思考が、連盟にそのまま適用されていると考えられます。選手やカヌーカヤックのプライドではなく、金の為にカヌーを運営していることになっているのではないでしょうか。
その上、監督なら毎日のレポートを公開しているはずなのですが、たぶん会議をしても口頭報告で終わりとなり、何の成果も持ち帰ることも無いと思われ、それが何年も続いている状況なのです。
今回の監督はカヌー競技については全くの素人。スポーツドクターとしてカヌー連盟の理事となっている。医者=ドイツ語できる⇒保護者として引率のお願い。メディカル監督・・・。理事出張手当。全て無駄な使い方をしてしまったようです。坂井田 稔監督( 滋賀病院)は顧問医師としては必要でしょうが、監督として連盟には不要です。
私が出場への決定権があれば、今回の遠征は対象者無しとし、選手を含まない特別な委員会を立ち上げてそのメンバーだけで行くことにするでしょう。